SKY-HI、3年目となるライブハウスツアーのスタートに合わせ2019年全国ツアーも発表
SKY-HIが、今年で3年連続となるライブハウスツアー「Round A Ground 2018」を10月5日に北海道・小樽GOLDSTONEで初日を迎えた。
2017年には武道館2days公演や7ヶ所で開催した海外ツアー、今年は幕張メッセイベントホール2Days公演や様々な大型フェスに出演したSKY-HIだが、この日は自身の原点とも言えるライブハウスのパフォーマンスで満員の会場を沸かせていた。
このツアーはステージ上にSKY-HIとDJ Jr.の2人だけという最小限のメンバーで、シンプルだからこそダイレクトにSKY-HIを体感できるライブとなっている。
会場中の定番となったラジオ“RADIO Marble”が終わりDJ Jr.がステージに登場。DJプレイで会場を盛り上げると、エアホーンに呼ばれるかのようにSKY-HIが登場すると大きな歓声が上がった。
今年の夏にフリーダウンロード配信をしたアルバムのタイトル曲「Free Tokyo」からライブがスタート。「So What?」「Name Tag」「何様」「The Story Of “J”」など、今年発表した楽曲を中心にオープニングから7曲を立て続けに披露した。
「F-3」ではファンに“休ませねぇぞ!”と自らドラムスティックでPAD叩きお客さんを煽ると、そのまま「Critical Point」で会場をさらに盛り上げていた。
MCで“クラップして一緒に盛り上がっちゃって良い?”と挨拶すると、そのままギタリストMIYAVIと共演した「Gemstone」、ファンには馴染みの「Limo」、そして10月3日に配信開始した新曲で金子ノブアキとの共演「illusion」をライブで初披露していた。
MCを挟んだ後は「Stray Cat」ではLooperという機材を使いその場で様々な音を作りながら歌い、また「Bitter Dream」でアコギを掻き鳴らしながらの弾き語りを魅せていた。
後半に入ると“フリースタイルダンジョン(番組)でSKY-HIを知ってくれた人のために”と「Welcome To The Dungeon」「Enter The Dungeon」「Turn UP」の3曲で会場はヒートアップし、さらに「Double Down」で最高潮の盛り上がりになった。
次のブロックではSKY-HIは鍵盤を叩き、お客さんはクラップしながら、会場全体で作ったビートに合わせてフリースタイルでのラップを披露。そのまま“生と死”がテーマとなる楽曲「クロノグラフ」「0570-064-556」でSKY-HIとしてのメッセージを届けていた。
その後フリーダウンロードアルバム「FREE TOKYO」で韓国のラッパーReddyとコラボした「I Think, I Sing, I Say」を、“MTV VMAJ 2018”で<Best Hip Hop Video>受賞した「Marble」から「Seaside Bound」を、そして「Snatchaway」の歌唱前には2019年ホールツアー「SKY-HI TOUR 2019 -THE JAPRISON-」の開催を発表し、北海道のファンと来年の再会を約束していた。
「Round A Ground 2018」ツアーはこの公演を皮切りに12月の東京・豊洲PITでのライブまで、全国15ヶ所16公演が行われる。