Maison book girl、配信限定企画「Golden Record」ゲリラスタート 過去の音源を大胆アレンジ、第1弾はbo en・Tomggg・長谷川白紙
10月10日0:00より、Maison book girlの配信限定プロジェクト「Golden Record」がスタートした。
本企画は、サクライケンタがプロデュースし世界を築き上げてきたMaison book girlを、他のアーティストがリミックス/エディットする、あるいは、その世界にインスピレーションを受け、別の視点から、新たな音楽を製作するという内容。今後、継続的に、国内外の気鋭アーティストをキュレーションし、Maison book girlの別の側面を見せ、配信限定でリリースしていく。
「Golden Record」とは、1977年に打ち上げられた2機のボイジャー探査機に搭載されたレコードのこと。地球の生命や文化の存在を伝える音や画像が収められており、地球外知的生命体や未来の人類が見つけて解読してくれることを期待されて作られたものであることから、「Maison book girl」というサクライケンタが作った「Record(世界観/記録)」を、第三者(別のアレンジャー)が発見し、独自のアルゴリズムで解釈・咀嚼してアウトプットしていく企画になるよう命名された。
第1弾の「第三者」として名を連ねたのは、bo en / Tomggg / 長谷川白紙の3名。
イギリス在住のアーティスト・bo enは「veranda」を、昨年Maltine RecordsよりリリースされたMaison book girl・矢川葵のソロ曲「ON THE LINE」をプロデュースしたTomgggは「faithlessness」を、新進気鋭の音楽家・長谷川白紙は「last scene」をリミックス。どの楽曲も、各アレンジャーの個性が最大限に載せられ、既存の楽曲の雰囲気とは大きく異なる作品となった。既存の楽曲と聴き比べて、どこがどう変化しているのか、そのあたりも楽しめそうな企画となっている。
なお、Maison book girlの曲にサクライケンタ以外の手が加わるのはこの企画が初めてとなる。
Maison book girlは今週末10月13日に東京・新木場STUDIO COASTにて行われる「ekoms presents IN CLOSET 2018」に出演。来月にはニューアルバム「yume」の発売と、ワンマンライブ「Solitude HOTEL6F hiru/yoru」も控えている。