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RYUCHELL、愛妻ぺこに見守られながら「OTONOKO」で初フェス出演

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RYUCHELLが、10月13日に石川県産業展示館4号館にて開催された、音楽プロデューサー中田ヤスタカが主催する「OTONOKO(オトノコ)」に出演し、10月17日に配信リリースする新曲「Diversity Guys!」を含む3曲を熱唱、6,000人を超える大歓声を前にして、初フェスライブを堂々と披露した。

今年で開催3年目となる「OTONOKO」は、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースをはじめ、国際的なセレモニーへの楽曲提供や、ハリウッドを始めとする国内外数々の映画の楽曲制作にも携わるなど、世界のトップアーティストからの支持も厚い日本を代表する音楽家/プロデューサー/DJの中田ヤスタカのプロデュースにより、地元金沢でスタートした音楽フェス。今年はRYUCHELLの他、中田ヤスタカ、CAPSULE、きゃりーぱみゅぱみゅ、m-flo、PKCZ®、DAISHI DANCE、TeddyLoid、banvoxなど、多彩なアーティストが出演した。

そんな面々の中、RYUCHELLはトップバッターのCAPSULEに続いて、2番目のアクトとして登場。ムービングライトが動き回って観客をあおる中、4人のダンサーを引き連れて颯爽とステージに登場した。

1曲目は、今年2月に発表したデビュー曲「Hands up! If you’re Awesome」。「自分の色を取り戻そう」というテーマのもと、90年代初頭を彷彿とさせるサウンドに乗せて、切れのよいダンスと伸びやかな歌声を披露し、普段テレビ番組で見せるタレント「りゅうちぇる」とは全く違う姿に、観客は驚くと共に大きな歓声を上げていた。曲の最後では、大型LEDスクリーンをバックに、シルエットが浮かび上がるポージングでカッコよく締めたものの、その後に水を飲もうとして「マイク落としちゃった〜」と茶目っ気たっぷりにいつもの口調で話し始めると、観客からは笑いが起き、途端に和やかなムードに。

初めて大勢の観客の前でライブをしたというRYUCHELLは、緊張の様子も見せながら、「自分の個性をそのまま出したらいじめられたり、浮いちゃったりするんじゃないかと心配になるけれど、今の僕のHAPPYな姿の裏にあるこれまでの経験を、音楽を通して皆さんに伝えたいと思ったんです」と音楽活動を始めたきっかけについて真剣に語ると、多くの声援と賛同の拍手が送られた。

2曲目は、ド派手メイクのジャケット写真が「和製デヴィット・ボウイ!?」と話題となっている新曲「Diversity Guys!」を初めてライブで披露した。観客と一体となって手を上げて横に振り、ダンサーと息のあったダンスと歌で一気に会場をライブモードに変えていった。

そして3曲目は、7月に生まれた息子リンクへのメッセージと愛妻ぺこへの感謝を込めて制作した「Link」。今日の大舞台を見守るため、実は愛妻ぺこが会場内に、息子リンクが楽屋に応援に駆けつけていることが明かされると、大きな歓声が上がった。「家族がいるからこそ頑張れる」と大きな愛を込めて披露された「Link」は、「誰でもない生き方でありますように」とRYUCHELLが父親として送るメッセージがひときわストレートに観客に伝わり、RYUCHELLの初フェスライブは温かな拍手と大歓声の中で締めくくられた。

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