水曜日のカンパネラ、ソールドアウトの香港公演を皮切りにアジアツアーをスタート
水曜日のカンパネラが、全10都市を廻るアジアツアーをスタートした。
初日の香港公演はライブハウス「Music Zone @E-Max」で行われ、チケットはソールドアウト。開演前の先行物販販売には何十人もが並び、期待の高さが伺えた。
1曲目の「キイロのうた」では、日本からツアーに同行している照明チーム「ヒカリアソビ」が作り出す幻想的な黄色の一本柱のライトにコムアイが照らされながらスタート。
その後、「チュパカブラ」では緊張がほぐれたファンも徐々に踊り始め、コムアイの「You can do anything!」というMCにも後押しされ、続く「桃太郎(Remix)」では会場内で大合唱が起きた。
ライブが後半に差し掛かり、「ウランちゃん」では2番が終わると、ピンク色の巨大な布が突如現れ、観客に覆いかぶさるように会場全体に広がり、コムアイもステージを降りて観客の中に入り、ピンク色の布がドーム状になりその中でパフォーマンス。その後、ピンク色のドームの中に脚立を立て、観客を見下ろしながら続く「愛しいものたちへ」を披露した。
ピンクの布が外され、脚立に立ちながら歌った「一休さん」では、会場全体が一丸となり熱唱し、ラストの「マルコ・ポーロ(Remix)」では、脚立を降り、吸い込まれるように会場出口からそのまま退出しライブを終えたが、多くの観客がコムアイの後を追うように続いて歩いていく事態となった。
残す公演は、広州から始まる中国4都市と、日本の4都市となっている。
撮影:Mariko Kurose