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亀田誠治が合唱を初プロデュース、イギリスの少年合唱団・リベラのニューアルバム「beyond」発売

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唯一無二の崇高で清らかなヴォイスサウンドを届け続けてきたイギリスの少年合唱団・リベラの結成20年記念アルバム「Beyond」が本日発売された。

アルバム「Beyond」は20年にわたりリベラが歌い続けてきた曲の中から、コンサート等を通じてリベラのスタンダードとなってきた曲を新たなアレンジ、現メンバーによる、現在のリベラ・サウンドを収録している。

そしてもうひとつ「Beyond」を象徴するのは、“Beyond”をコンセプトに作られた亀田誠治による新曲「明日へ~for the future」だ。2020年に東京オリンピックを迎える日本は多くの意味での“Beyond”を求められている。リベラは歌で、国境を越えられないかと、全編日本語詞の楽曲制作に取り組んだ。

英語の発音にもこだわりを持つリベラは、これまで「美しい発音で歌えないから」ことを大きな理由として日本語の歌唱を拒んできた。しかし、日本人メンバーがリベラに参加したことを期に、日本語の歌唱が実現したのが今回の「明日へ~for the future」だ。

「明日へ~for the future」は、亀田誠治が手掛ける初めて手掛ける少年合唱作品。USENの音楽情報サイト「encore」では、この曲の制作秘話を語っている。

そして同時にSmart USENでは、本日から亀田誠治の作品だけを聴ける「亀田誠治WORKS」チャンネルがスタート。リベラの新曲「明日へ~for the future」とともに亀田作品を思う存分楽しむことができる。

なお、リベラは10月20日より日本ツアーを実施。25日には、リベラと一緒に楽しむハロウィン・イベントも初開催。

ファンクラブの設立、Tカードとのコラボレーションによる「てのりべら」企画、そして、11月9日からは今年10年目のグランドフィナーレを迎えるユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ユニバーサル・ワンダークリスマス『天使のくれた奇跡III』がスタートする。

亀田誠治 コメント
初めてLIBERAの歌に出会った時、その透き通る純粋な歌声に思わず涙が止まらなかったのを覚えています。彼らの歌なら世界を優しく繋ぐことができるのではないかと思いました。
音楽には、国境や言葉を超えて人々の心の奥まで届きます。それでも今この時代に、一人でも多くの人に優しい気持ちになって貰いたいと思い、この度僕はLIBERAが日本語で歌う「明日へ〜for the future」を書かせていただきました。
“みんな一人じゃないよ。遠く離れていても僕らは繋がっている”という風に毎日を精一杯生きる人たちの背中をそっと押してくれる歌です。少年たちは本国イギリスで、歌詞に込められた意味を確かめながら、
一生懸命日本語の発音の練習をしたそうです。
出来上がった「明日へ〜for the future」は、LIBERAの世界観そのもの。賛美歌のように僕らの人生を祝福し、僕らの未来を讃えてくれます。間奏で聞こえるのはイタリア語、スペイン語、ポーランド語、フランス語で、LIBERAのメンバーの出身国の「明日へ〜for the future」という言葉です。こんなグローバルな共生と感動を瞬時に起こせてしまうのが音楽の魔法ではないでしょうか。
LIBERA「明日へ〜for the future」。2018年秋、愛と勇気と優しさを僕らに届けてくれる美しい歌が生まれました。LIBERAの歌が東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向かって日本と世界をつなぐ架け橋になることを願っています。

高坂はる香(音楽ライター)
空高く舞い、海も山も、国境も越えてゆく。時間さえも超越して、永遠に漂い続ける。
結成 20 年を迎えたリベラの新譜「Beyond」に収められたサウンドには、そんな時空を越えた存在を思わせるような、今までにない軽やかさとしなやかさがある。その音を何かに例えるなら、空に浮かび、どこまでも流されてゆく雲のようでもあり、浮遊するやわらかい羽根のようでもあり、また風にたなびくなめらかなシルクのようでもある。これまでのリベラのサウンドとは一味 違った、クラシカルかつ新鮮な響き。聴いていると身が軽くなり、現実と夢の世界の境目も越えてしまいそうな感覚に導かれる。
1984年に発足したセント・フィリップス少年聖歌隊を前身とし、1998年に結成された「リベラ」。同聖歌隊の出身であるロバート・プライズマン氏のプロデュースのもと、聖歌をベースにオリジナル曲も取り上げる特別なボーイ・ソプラノ・ユニットとして、洗練された音楽を世界中に届けてきた。
「Beyond」には、これまでリベラが歌い継いできたスタンダード曲が、新メンバーの歌唱、新しいアレンジとともに収められている。普遍的な美しさを持つメロディにみずみずしい息吹を与え、永遠に愛される音楽とするプライズマン氏の手腕が、今回も存分に発揮された。加えて、唯一の新曲となる「Inparadisum」では、現世を超越した楽園で天使に導かれる幸せを、透き通った声で歌い上げる。
そして日本盤にボーナストラックとして収録された、亀田誠治氏作詞・作曲・プロデュースによる「明日へ〜forthefuture」は、リベラにとって初めての、日本語歌詞による楽曲となった。
2011年東日本大震災の年、浅田真央氏が、フィギュアスケート、エキシヴィションの演技でリベラの「ジュピター」を起用。これをきっかけに、2016年、浅田真央プロデュース版「ジュピター」で、リベラと浅田真央氏のコラボレーションが実現した。このとき一節だけ加えられた彼女の手による詞が、リベラが初めて日本語で歌った詞となった。今回リベラは、そこから、全編を日本語で歌うという一つ上のステップに踏み出した形だ。近年リベラ初となる日本人メンバーが入ったことも、この言語の壁を超えた音楽表現を後押しするきっかけとなったようだ。
「明日へ〜forthefuture」は、さまざまな想いを抱えながら生きる私たちに寄り添い、背中を押してくれる。一人一人の人生への賛歌だ。
日本語で歌うことは少年たちにとって簡単ではなかっただろう。しかしその、言葉の意味を大切に噛みしめるような澄んだ歌声のおかげで、曲の持つメッセージがすっと心に染み込んでくる。
時間も空間も超えて、一人でも多くの人にリベラの音楽を届けたいという想い、新しい表現を追い求めようという意欲が、このアルバムに結実している。
 

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