広告・取材掲載

広告・取材掲載

seven oops、来年バンド編成での全国ツアー開催を発表 新曲「この島で」MV公開

アーティスト

2018年からNANAE(Vo.)、MAIKO(Dr.)、KEITA(Ba.)の3ピースバンドとして第2章を始動させたseven oops。10月21日にバンドの地元沖縄で全国Caféライブツアーのファイナル公演が開催された。

夏に出演を予定していた沖縄でのフェス出演が台風の影響で中止になった事もあり、ライブを待ちわびた地元沖縄のファンに加え、全国各地からファイナル公演の為に沖縄へと遠征したファンも多数おり、会場は満員御礼となった。

アコースティック編成ではKEITAがギターを担当し、MAIKOはカフォーンスタイルにハーモニカと三線、カズー、NANAEはヴォーカルとピアニカ、ハーモニカを担当する。

バンド編成とは違う、ゆったりとした空気感と地元沖縄ならではのアットホームな雰囲気の中、NANAEの「沖縄〜!盛り上がって行きましょう〜!」の掛け声と共に、疾走感溢れる「世界を回せ」からスタートし、立て続けに新曲の「Ride on!」「恋する惑星」の2曲を披露すると、アコースティックライブと言うには憚れるほどの熱量を発信していく。

ファンからのリクエストをその場でセットリストに組み込み演奏するコーナーや、MCではツアー中に起こったハプニングなどの裏話で笑いを誘う一方で、昨年末でバンドを脱退したMICHIRUの話ではMAIKOが思わず涙するなど、Caféライブという近い距離感が生み出す時間と空間は全てが温かかった。

其々の楽曲の持つ世界観をしっかりと3人でも表現していけるのは、この1年間でメンバーが直面した様々な葛藤を乗り越え、その先に辿り着いたバンドの確固たる“成長”と“結束”の証だろう。

だからこそ、沖縄公演で聴くバンド自身が初めて故郷”沖縄”を歌った新曲「この島で」は、本日のライブの中でもひときわ際立った空気を醸し出していたのが印象的だ。

この楽曲はseven oopsにとっても、ファンにとっても大切な一曲になっていく事を確信し、沢山の笑顔に包まれた沖縄公演は幕を閉じた。

全国ツアーは一段落したが、立て続けに嬉しい発表も行なわれた。

まずは沖縄公演終演直後のステージで、来年1月から2月にかけてバンド編成での全国ツアー「seven oops LIVE TOUR 2019 –lives for you!!-」を全国5都市5公演で開催する事が発表された。

最新作の「songs for…」収録楽曲を中心としながらも、バンド編成で新旧織り交ぜたセットリストを披露してくれることだろう。

そして新作から「この島で」のミュージック・ビデオが遂に公開された。

横浜と沖縄で撮影が行われたMVは初めてメンバーの出演が無く、楽曲の世界観を最大に引き立てるドラマ仕立ての構成に仕上がっている。

主演を務めた花影香音は沖縄出身の女優で、MVのシナリオに対しての演技に一切の濁りが無く、リアリティーを感じさせてくれる。MVがそのままドキュメンタリー作品になっていると言って過言ではない。

更に彼女のダンスシーンは事前に振り付けがあったわけではなく、撮影現場で楽曲を聴きながら、その都度インスパイアされた感情をそのままダンスで表現しているのだという。即興であり、アドリブとは思えない表現力だ。

撮影裏話として、メンバーが撮影現場に駆けつけた際、「学生の頃からseven oops聴いていました!カラオケでよく歌ってます!」という言葉と、その場でデビュー間もない頃の楽曲を口ずさんでくれた事にメンバーが大感動したとのことだ。

また、「songs for…」リリース後には各地で記念イベントの開催もあるとのことで、来年の初のバンド編成ツアーと合わせて楽しみだ。
 

ファイナル沖縄公演セットリスト
1.世界を回せ!!
2.Ride on!
3.恋する惑星
4.Smile
5.Loop
6.いつのまにか
7.セツナエモーション(※ファンからのリクエスト楽曲)
8.オレンジ(※ファンからのリクエスト楽曲)
9.きみがいるなら(※ファンからのリクエスト楽曲)
10.この島で
11.夏のロマンティカ
12.相愛性理論
Enc1.弱虫さん

関連タグ