矢野顕子、コラボ作品「ふたりぼっちで行こう」全参加アーティスト発表
11月28日に発売される矢野顕子の最新アルバム「ふたりぼっちで行こう」は、全曲にゲストアーティストを迎えたコラボレーション作品。本日最終参加アーティストが発表となった。
既に、大貫妙子、奥田民生、鹿の一族、前川清、上妻宏光、U-zhaan x 環ROY x鎮座DOPENESS、吉井和哉、YUKIが発表されたが、今回新たに、平井堅、細美武士、Reed and Caroline!が発表された。
平井堅は2003年アルバム「Ken’s Bar」以来の共演となるが、デュエット形式としては初コラボレーションとなる。深澤秀行がプログラミングを担当したアレンジトラックでチャップリンの名曲「Smile」を原詞カバー。
また細美武士は2009年「矢野顕子リサイタル」でのライブ共演時に初披露した「やさぐれLOVE♥」を矢野のピアノ弾き語り、細美武士のエレキギター弾き語りによるデュエット編成で初収録。タイトルとは対照的に切なくシリアスな楽曲となっている。
そして矢野とは旧知の仲の、NYで活動するシンセサイザー「ブックラ」とコーラスによるユニット、Reed and Carolineとの共作楽曲「When We’re In Space」。国際宇宙ステーション(ISS)をテーマにした、アナログシンセサイザーブックラの音色で構成されたトラックに、矢野とCarolineの透き通るようなコーラスが光るエレクトロポップが、アルバムの冒頭を飾る。
初回限定盤には、DVDと解説BOOKが付属。DVDには、矢野と各アーティストとのレコーディングの模様を収めた映像と今回のコラボレーションに関するインタビューで構成された、40分以上のメイキング映像作品と、先行シングル「バナナが好き」のミュージック・ビデオを収録。
解説BOOKは、渡辺祐氏が執筆し、DVDに収まらなかったインタビュー内容も織り込み、コラボレーションが実現した経緯や矢野とコラボアーティストの関係性、そして各曲の背景まで紐解く全52Pの解説本となっている。
YouTubeでは、アルバム詳細の発表に合わせ、初回盤のメイキング映像を使用した全アーティスト出演のアルバムティザー映像が公開。全楽曲と映像の一部が確認できる。
また、12月からスタートする「さとがえるコンサート 2018」に出演する最終ゲストも発表。12月5日の愛知・名古屋市芸術創造センター公演のゲストにはYUKIが、そして12月9日の東京・NHKホール公演には、奥田民生に続き今回アルバム参加が発表された細美武士が追加ゲストとして出演する。
さらに店舗オリジナル特典の内容も発表となった。特典の内容はすでに発表している意味深な数式と「=2」と書かれたアルバムジャケットのデザインをあしらった「ふたりぼっちで行こう」特製クリアファイルとなる。
また今作のコラボアルバムの特設サイトも随時更新中で、発表となった参加アーティストからのコメントや最新情報なども掲載されている。
さらに、アーティスト写真撮影時のオフショットや毎回恒例の「SPECIAL」には、矢野顕子がこれまでにコラボレーションを行なったアーティストのリストを掲載している。