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藤井フミヤがアブラーズ大阪公演にサプライズゲストで登場、「涙のリクエスト」ほかチェッカーズ・ナンバーを5曲披露

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アブラーズ 藤井フミヤ 10月24日 大阪 なんばHatch

チェッカーズの楽器チームで構成されるアブラーズが10月24日に大阪・なんばHatchで行われ、サプライズ・ゲストにミッシェル藤井こと藤井フミヤが登場。集まった観客を大いに沸かせた。

アブラーズはギターのアンバサダー武内(武内享)、ベースのアルマジロ大土井(大土井裕二)、サックスのリットル藤井(藤井尚之)に、ドラムの故・サニー徳永(徳永”クロベエ”善也)の4人で2003年のチェッカーズ20周年時に結成されたバンド。不定期に活動を続け、この日のライブはアブラーズとしては3年ぶり。しかし9月に東京で開催され、ミニサミ名義でマンスリーでライブも行っているので3人の息はぴったり。

冒頭に2曲演奏した後、トークが始まる。天気の話しから始まり、脱線気味のグダグダ・トーク。このユルいトークがアブラーズの名物でもあり、ファンも暖かく見守る。続いて4曲を演奏後のMCでは、デビューの頃の年齢の話しから、互いの年齢ネタをいじり合うトークに。アンバサダー武内から「昔話をするならば、やっぱり、俺よりも年上を呼ぶしか無い!」と「今日のスペシャル・ゲスト! ミッシェル藤井こと藤井フミヤ!」とステージに呼び出すと、会場からは黄色い歓声が飛び交う。
 

アブラーズ 藤井フミヤ 10月24日 大阪 なんばHatch

ミッシェル藤井が、デビュー日の思い出を振ると武内は「目黒の権之助坂のパチンコ屋に並んでた…」「おれ、覚えて無いんだよね…、デビュー日自体を」とアルマジロ大土井が話し、場内爆笑。尚之は「(当時所属していた)YAMAHAのお姉さん達が”おめでと!”ってケーキをくれた」と話し、フミヤは「駅ビルのレコード屋さんに行って。”あった!”って言ってた覚えがある」と小さく喝采。

さらにデビュー当時の曲は何が好きだった?と武内の問には、自身は「あの娘とスキャンダル」と答え、他の3人は「ジュリアに傷心」。フミヤが「俺は意外と、”ギザギザハート”も好きだよ」と話すと「最初はちょっと抵抗があったけど、今聴いたらカッコいいよね」と武内はイントロフレーズをギターで弾く。メンバーからチェッカーズ時代の話しは滅多に聴けないだけに、ファンは大喜び。

ここで武内が「昔の話をしたので、懐かしい曲を一曲やろう!」と、4人がスツールに座っての「涙のリクエスト(1984年1月21日)」を演奏。こちらも滅多に演らない曲だけに、泣き出すファンもいるほどの大盛り上がり。この興奮した会場に応えるかのように、フミヤが「みんなが、薄目で見てくれれば、チェッカーズだから、な?四人ですけど…」と自嘲気味に、「Hello〜運命(SADAME)〜誰もいないweekend」のチェッカーズ・メドレーを歌う。最後に「おまえが嫌いだ(1980)」を歌い、ミッシェル藤井のゲストコーナーは終了。

この後、各メンバーのソロ・ボーカル披露コーナー経てMCで、来年2月から国内11箇所のアブラーズのツアー開催を発表。そして、もうひとりのメンバーの「うちのリーダー・サニーに大きな拍手を!」と呼びかけ、ラストナンバー「太陽をおいかけろ」を演奏。

アンコールでは、お馴染みとなったメンバー3人のゆるゆるトークで始まり、メンバー紹介を経て再びステージにミッシェル藤井が登場。大喝采の中でアブラーズの大阪公演は終了。中盤のまさかのチェッカーズ・ナンバー大盤振る舞いに、集まったお客さんも大満足で帰路についた。

アブラーズは2019年2月から全国11箇所で「アブラサミット・ツアー」を開催。ミッシェル藤井こと藤井フミヤは、改装前の最後のカウントダウンとなる東京・日本武道館ライブを12月31日に開催する。

アブラーズ 10月24日大阪 なんばHatch セットリスト
1.Shake/
2.アブラでツイストR&R
3.Rudy’s Rock
4.BodyLine
5.Mood
6.EveryBody
ミッシェル藤井・ゲストコーナー(M07〜09)
7.涙のリクエスト
8.メドレー:Hello〜運命-SADAME-〜誰もいないweekend
9.おまえが嫌いだ
10.FINAL LAP
11.歌コーナー:憎いあの娘(ユウジ)〜ねぇムーミン(トオル)〜彼女はダイナマイト(ナオユキ)
12.ROLL ON/13.キザな奴/14.エスカルゴ/15.太陽をおいかけろ
ENCORE
16.酔いどれのブギウギ

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