Mrs. GREEN APPLEがアベンジャーズに、ハロウィーン・ライブイベントにマーベルを愛するアーティストが集結
ハロウィーン熱が高まる週末の10月26日、27日、東京・マイナビBLITZ赤坂でライブイベント「インフィニティ ハロウィーンナイトSupported by「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」MovieNEX」が開催された。アベンジャーズをこよなく愛する人気アーティストたちが顔をそろえ、ファンの目の前で熱気あふれるパフォーマンスを繰り広げた。
27日はオープニングでMrs. GREEN APPLEの5人がアベンジャーズの仮装をして登場。大森元貴(ヴォーカル/ギター)がアイアンマン、若井滉斗(ギター)がスパイダーマン、山中綾華(ドラムス)がブラック・ウィドウ、藤澤涼架(キーボード)がソー、髙野清宗(ベース)がキャプテン・アメリカの扮装でステージに現われ、超満員の客席からは歓声が巻き起こった。アイアンマンの大森が光る右手をかざしてポーズを決めたり、大森とキャプテン・アメリカの髙野が向かい合って対決し「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の名場面を再現したりするなど、ノリノリで仮装を楽しんでいた。
もともとMrs. GREEN APPLEは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」をメンバー全員で見たというほどのマーベル好き。終演後にも同作について「冒頭からラストまであまりに衝撃的で、日常ではありえないほどの喪失感に打ちのめされました」(大森)、「キャプテン・アメリカが出てくるところは興奮してニヤニヤ。衝撃だけじゃないかっこよさもありました」(若井)と口々に熱く感想を語った。
ほか、27日のライブに参加したのは、東京カランコロンと坂口有望。東京カランコロンはマーベルの映画は全作見ているという熱烈なファンの“かみむー氏”(ドラムス)を中心に、マーベル愛を表現した。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の感想は「アベンジャーズはアクションが派手というイメージだったけれど、最強の敵サノスが出てきたことで物語がぐっと深くなり、いろんなことを考えさせられました」とかみむー氏。ハロウィーンにしてみたい仮装は、かみむー氏が「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」のスター・ロード、“いちろー”(ヴォーカル/ギター)と“せんせい”(ヴォーカル/キーボード)がスパイダーマン、“おいたん”(ギター/コーラス)がハルク、“佐藤全部”(ベース)が「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」のグルート。
また、現役高校生の坂口有望はアントマンが推しヒーロー。身長1.5cmのミクロなヒーローに10代のシンガーソングライターという最年少の立場で活動してきた自分を重ね合わせているという。挑戦してみたい仮装については「Mrs. GREEN APPLEの山中さんがしていたブラック・ウィドウにあこがれますが、大好きなアントマンの相棒ワスプもやってみたい」と言って笑顔を見せた。
また、前日26日にはヒップホップ界を牽引するSALU、SWAY、AK-69がパフォーマンス。子供の頃からアメコミ好きだというSALUは、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の壮大で衝撃的な展開をドキドキしながら見たという。好きなヒーローはハルクだが、「ハロウィーンに仮装するならアイアンマン」とチョイス。「パワードスーツを着れば顔がわからなくなるのがいいですよね。その格好で渋谷に行っちゃいます(笑)」と冗談まじりにコメント。SWAYのお気に入りキャラクターは「ブラックパンサー」に主人公のライバルとして登場するキルモンガー。映画を鑑賞した日にキルモンガーと同じグリル(歯に着けるアクセサリー)を注文したというほど好きで、この日のステージでもそれを着けて登場した。当然、ハロウィーンにしてみたい仮装もキルモンガー。「「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が「ブラックパンサー」の続きの物語と聞いて、ますます見たくなりました」と語った。
そして、AK-69はハロウィーンにしたい仮装としてアイアンマンを選んだ。「装備するメカニックが面白い。近い将来、技術の力でアイアンマンのように空を飛べるんじゃないかという感じがして、そのリアルさにワクワク。男心をくすぐられますね」と語った。
両日ともエンディングでアイアンマンとキャプテン・アメリカがステージに出現。参加アーティストや客席のファンと共に記念撮影をし、その様子がSNSで拡散されるなど、音楽ファンとマーベルファンがクロスし、大いに盛り上がりを見せた。
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