chay、ナイトメアや白雪姫に扮してハロウィンライブを決行
chayが自らプロデュースする弾き語りライブシリーズ、「chay’s room 〜One mic One guitar〜」を、10月29日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE、10月31日に大阪・YES THEATERで行った。本レポートでは10月31日に行われた大阪公演をレポートする。
「chay’s room vol.11 〜One mic One guitar〜 Halloween Night」と題して行われた今回の「chay’s room」。
文字通りハロウィンをテーマにしており、ステージには木製の扉やカラスの入った鳥かご、ジャックオーランタンなどがあしらわれた。会場内にはハロウィンの仮装をした観客がめだっていた。
この日限定のグッズとして用意されたタトゥーシールを購入すると、無料でフェイスペイントメイクを受けられるコーナーも設置するなど、今回もchayならではのこだわりが会場の随所に見える。
開演時間となり客席の照明が落ちると、会場内には風の音やナレーションがながれ、パイプオルガンが怪しく鳴り響き、ステージに置かれた家具たちがざわざわと動き出す。ステージにピアニスト(兼松衆)があらわれ、ピアニストの奏でる怪しげなメロディに乗ってchayが登場。映画『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』より「This Is Halloween」で幕を開けた。
この日のステージにぴったりのナイトメアを意識したシックなワンピースに身を包んでおり、いつもとは少し違うゴシックなテイストではじまったライブだったが、2曲目の「恋はアバンチュール」が始まると会場からは手拍子がわき、いつものchayらしい明るく和やかな雰囲気に。
MCでは仮装した観客たちにステージから声をかけて「何の仮装なんですか?」とコミュニケーションをとり、「ハロウィンだけど、いきなり明るい曲やっていいですか?」と、「あなたに恋をしてみました」「Kiss me」「それでしあわせ」と代表曲をつづけて披露。
つづいて以前からライブで演奏しているEd Sheeranの「Shape Of You」を、自らが弾くギター、キーボード、さらに声を重ねてルーパーを使った多重録音で披露。続けて「先日急に亡くなってしまった彼に追悼の意も込めて」と、Aviciiの「Wake Me Up」を、こちらもルーパーを用いたカバーで披露した。
定番のアンケートコーナーをはさんで今年7月にリリースした「3人のうた」、再度ステージにピアニストをむかえ5周年ライブの際に行ったアンケートでファンの人気第2位だったという「手紙」をライブ初披露した。
chayが一度ステージを降り、「チムチムニー」をアドリブでアレンジしたピアノのコーナーがはじまる。鮮やかなピアノの演奏に観客が聞き入っていると、ステージ後方の扉から白雪姫に扮したchayが登場。
会場内をお菓子をくばり歩きながら、映画『白雪姫』の挿入歌である「いつか王子様が」を披露し、さらに「どこまでも 〜How Far I’ll Go〜」(「モアナと伝説の海」)、「とびら開けて」(「アナと雪の女王」)と続け、chay’s roomの名物コーナーであるディズニーメドレーを披露した。
「また来年もハロウィンでお会いできたらいいな。今日は本当にありがとうございました!」と感謝をつげ、会場いっぱいの手拍子に包まれた「Twinkle Days」で本編は終了した。
アンコールではカジュアルな服装に着替えたchayが、デビュー5周年ソングである「ずっと きっと 叶う」を軽やかに歌い上げ、5周年イヤーが終わり、6年目へと歩み始めるスタートとなるライブの幕は降りた。
撮影:渡邉一生
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