ソウル・フラワー・ユニオン、4年ぶりアルバム完成 タイトルは「バタフライ・アフェクツ」
ソウル・フラワー・ユニオンが、前作「アンダーグラウンド・レイルロード」から4年ぶりとなるアルバム「バタフライ・アフェクツ」を12月19日にリリースする。今作の発表とともに新しいアーティスト写真も公開された。
2018年、結成25周年を迎えキューン・ソニー在籍時のオリジナル・アルバム5枚の再発売、ダンス・チューンをコンパイルしたアナログLPシリーズ「DANCE HITS」の連続リリースなど、活発な活動を見せてきたソウル・フラワー・ユニオンだが、2015年以降、ボーカル中川敬のソロ・アコースティック・アルバム2枚のリリースはあったものの、バンドとしての新作の発表は途絶えていた。
この間に新ドラマー、jah-rahの加入やLikkle Maiのコーラス参加などもあり、オリジナル・アルバムを待ち望む声も高く、まさに結成25周年の締めくくりとして満を持してのリリースとなる。
今回は、jah-rahと、前作の制作途中から参加したベース阿部光一郎による強靭な新リズム隊をバックに、中川敬のルーツ・ミュージックである、前身バンド、ニューエスト・モデル的な60〜70年代の英米ロックの香り漂う作品になったとのこと。
強力な中川敬のボーカル&ギターに、布袋寅泰のツアーでも活躍するキーボード奥野真哉と、ソロ・ワークでも知られるギター高木克、そして、レコーディング・サポート・メンバーの木暮晋也(ヒックスヴィル、オリジナルラヴ)を加えた7人が、果たしてどんなロックを今作で聴かせてくれるのか注目だ。
なお、リリース・ツアー「ニューアルバム発売記念ツアー 〜年末ソウルフラワー祭2018」は、12月8日の東京・リキッドルームを皮切りに仙台、大阪、名古屋で開催、会場では一般発売に先駆け「バタフライ・アフェクツ」の先行販売が実施される。
結成25周年、一気に佳境を迎えた感のあるソウル・フラワー・ユニオン、年末に向けて注目だ。