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ポール・マッカートニーゆかりの貴重品50余点を展示する「WE LOVE PAUL! 展」、11月11日まで開催中

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ポール・マッカートニー 「WE LOVE PAUL! 展」

ポール・マッカートニーゆかりの貴重品50余点が展示される展覧会「WE LOVE PAUL! 展/ゆかりの品々50余点に感じるポールの世界」が、今月11日まで東京・代官山のギャラリー「アップステアーズギャラリー」にて開催されている。

ポールが着用したステージ・ジャケット、アルバム「アビイ・ロード」のジャケット写真撮影用の直筆の絵コンテ、映画『ヤァ!ブロード・ストリート』のディレクターズ・チェア、ファンからの質問に丁寧に答えたポール直筆の手紙ほか、貴重展示品が一堂に介している。

この展覧会は、ビートルズのファン・クラブ「ザ・ビートルズ・クラブ」の主催で開催され、新しいコンサート・ツアー「フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018」の4公演の開催とニュー・アルバム「エジプト・ステーション」が自身にとって36年ぶりに米ビルボード・チャートで初登場1位を獲得(初登場1位は初)したことを記念して開催されていてる。

会場のアップステアーズギャラリーはアットホームなギャラリーで、普段は見ることのできない貴重品を身近に見ることでき、主催者は「貴重展示品に囲まれてポールを感じて、ポールの世界に心奪われるひとときをお過ごしいただければ嬉しいです」と語っている。

「WE LOVE PAUL! 展」 ポール直筆のアルバム『アビイ・ロード』ジャケット写真撮影用の絵コンテ

今回、特に注目されているのが、ポールがビートルズ解散前に描いたアルバム「アビイ・ロード」ジャケット写真の撮影用絵コンテ。実質的にビートルズのラスト・アルバムにもなった「アビイ・ロード」のあまりにも有名なジャケット写真。その写真撮影の構想を他のビートルズ・メンバーや写真家に伝えるためにポール自身が描いた撮影用の絵コンテで、どこからどのように撮影するかなどカメラ位置までが記載されている。

とくに注目されているのが、その裏面。今回の展覧会の準備中に額装されていた絵コンテを額から外したときに、裏面にタイプ打ちの作詞原稿が発見された。おもて面はビートルズが出版した自伝「ザ・ビートルズ・アンソロージ・ブック」にも掲載され、ビートルズ自らがバンドの歴史を語る上で重要な資料として位置づけているもので日本でも公開されたことがあるが、裏面は初公開となる。

ファンの間では、ポールやビートルズが発表していない楽曲の歌詞なので「謎の歌詞」ということで、「もしかしたら、発表された楽曲の創作過程では?」とか、「未発表曲では?」など、話題になっている。

また、展覧会会場に併設されるショップでは、展覧会のオリジナル・グッズを初め、ポールやビートルズに関連するグッズに加え、ポールの直筆サインも展示販売されている。

前売りチケットはザ・ビートルズ・クラブ公式サイト内「WE LOVE PAUL! 展」特設ページで予約購入すると、会場でチケットを受けとることができる。当日券も会場にて発売予定。チケット申込方法の詳細や展覧会の追加情報は同ウェブサイトにて。