amazarashi、小説『新言語秩序』最終章とゲリラショップの場所をアプリ上で公開
amazarashiは、11月6日東京・日本武道館公演“朗読演奏実験空間「新言語秩序」”にまつわる2つのコンテンツをオリジナルスマホアプリ上で公開した。
1つは、武道館公演の軸となる小説『新言語秩序』の最終章となる4章。もう1つは、先日情報公開された11月10日に限定オープンされるシークレットゲリラショップの開催場所だ。
小説『新言語秩序』は、秋田ひろむが武道館公演のために書き下ろしたもので、スマホアプリ上で、これまで1章〜3章まで公開されている。
舞台は、テンプレート化された言葉の組み合わせのみで、あらゆるコミュニケーションが行われる、自由な発言が規制された世界。そこでは、2つの対称的な組織が存在している。
テンプレートを逸脱した自由な言葉を検閲する自警団「新言語秩序」と、自由な発言を肯定し、あえてテンプレートから逸脱した言葉を使い続ける活動家「言葉ゾンビ」たちとそのシンパ。2つの異なる価値観を有するグループは、日々抗争を繰り広げている。
自由な発言によって傷つき、言葉を憎み、自由な言葉を取り締まる者。自由な言葉の可能性を信じて、自由な表現に挑み続ける者。相対する二人の主人公によってつむがれる「言葉」の物語だ。
最終章となる4章は、物語の終盤、検閲に耐えかねた「言葉ゾンビ」たちが、首相官邸前で大規模なデモ行為を繰り広げる中、二人の主人公、実多(みた)と希明(きあ)の邂逅が描かれる。
同日公開されたシークレットゲリラショップの開催場所は、これまで都内某所とのみ発表されており、その詳細がファンの間でも待ち望まれていた情報だ。
今回のシークレットゲリラショップでは、「言葉」をテーマにした「新言語秩序」のコンセプトにのっとって、amazarashiの楽曲の中から選ばれた、101曲の歌詞をデザイン・モチーフとした限定Tシャツ“101 Wearable Lyrics”を始め、ここで初めて先行限定発売されるものばかり。
限定Tシャツ以外にも、キーメッセージである「言葉を取り戻せ」をデザインしたマスク “New Logos Order Mask” や、「新言語秩序」プロジェクトのためにYKBX氏が書き下ろしたイラストや「新言語秩序」のロゴをデザインしたオリジナルパーカー “New Logos Order Hoodie”、Tシャツと同じく歌詞をデザインしたオリジナルステッカー “Lyric Sticker”、「新言語秩序」プロジェクトのキーグラフィックのポスター“New Logos Order Poster” などのショップ限定アイテムも販売される。
ゲリラショップは、11月10日10:00オープン予定。事前に8:00から整理券の配布を予定している。
そして、ついに明日11月7日には、武道館公演のための新曲「リビングデッド」が発売となる。初回生産限定盤には、上記シークレットゲリラショップのイメージグラフィックでもスタイリングとして大胆に起用された、“バリケードテープ”が同梱される。
武道館ライブ当日も、バリケードテープを体に巻き付けることで、「言葉ゾンビ」として参加できるようになっている。
いずれのコンテンツもオリジナルアプリ「新言語秩序」上で詳細を確認できる。このオリジナルアプリ「新言語秩序」は「新言語秩序」プロジェクトにまつわる様々なコンテンツを閲覧できる他、武道館ライブ当日にも演出の一部として使用される予定。武道館ライブには、アプリを“最新の状態にして”おくことをお忘れなく。