桑田佳祐、最後のAAAコンサート「第3回ひとり紅白歌合戦」ライブ・ビューイングは47都道府県の映画館全109館で実施
11月29日、12月1日、2日の3日間、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにて開催される、桑田佳祐によるAct Against AIDS(AAA)のコンサート「平成三十年度! 第3回ひとり紅白歌合戦」。12月2日公演で実施されることが決定しているライブ・ビューイングの上映館が本日発表となった。
コンサートチケットおよび、ライブ・ビューイングチケットの一般発売エントリーが本日13:00よりスタート。全国47都道府県の映画館、全109館がAAAでひとつになる。
エイズ知識についての啓発活動を行っているAAAが発足した93年当初から、その活動にさまざまな形で携わってきた桑田佳祐。近年は〈桑田佳祐AAAオリジナルグッズ〉を制作/販売し、啓発パンフレットやポスターの作成、全国の小学校、中学校、高校、大学、各種専門学校や保健所等に配布、また自身のライヴ会場でのフライヤー配布などを精力的に行い、AIDS啓発活動の中心を担ってきたが、パシフィコ横浜でAAAコンサートを行うのは2013年の公演以来5年ぶり。
内容は、2008年、そして前回の2013年に行われ、大好評を博した「ひとり紅白歌合戦」の第3回目。過去2回のステージでは、60年代の和製ポップスやムード歌謡、GS(グループ・サウンズ)、フォーク、ニューミュージック、70〜80年代のアイドル・ソングなど昭和の時代を彩った数々の名曲、さらに90年代から現代に到るまでのさまざまな日本のヒット曲に加えて、洋楽のアーティストを独特な角度から捉え、形にした「ジジイ・ガガ」なるものも登場するなど、バラエティに富んだ要素を盛り込んだ音楽SHOWを展開し、“大衆音楽”の素晴らしさを再認識させてくれる、桑田佳祐にしかできない企画として大好評を博した大人気企画だ。
発足当時から現在に至るまで、病気に対する治療法の進歩によりエイズ発症を防ぐことができるようになり、死亡率が激減したことや、エイズに関する正しい情報が拡がってきたことなど、時代とともにHIV/エイズを取り巻く環境が好転してきたことにより、2020年7月末をもって四半世紀に渡るAAA活動の幕を閉じることが、AAA運営事務局から発表された。そのことを受けて、桑田佳祐によるAAAコンサートは今回の「平成三十年度! 第3回ひとり紅白歌合戦」にて、平成の時代とともに完結となることも明言され、発表と同時に例年以上に大きな注目を集めている。
12月2日の最終公演は、全国の映画館でライブ・ビューイングが実施される。本日発表された劇場は、全国に向け今一度、HIV/エイズのリアルな状況を知ってもらおうといったAAA啓発活動の趣旨に準えて、47都道府県、全県を網羅した109館が発表された(詳細は下段)。ライブ・ビューイングの収益も全額、2020年に向けてAAA啓発活動に充てられる。
そしてさらに、桑田佳祐 × Act Against AIDS 2018オフィシャルグッズの販売も決定。コンサート会場、ライブ・ビューイング会場(一部商品のみ)、オンラインショップ「A!SMART」で購入することができ、この収益も全額、AAA啓発活動に充てられる。