ソプラノ歌手・幸田浩子CDデビュー10周年、新作は愛にあふれた王道のアリア
2008年に日本コロムビアよりアルバム・デビュー、今年10周年を迎える日本を代表するソプラノ歌手・幸田浩子が、節目の年にふさわしい王道のオペラ・アリア・アルバム「ARIA 花から花へ〜オペラ・アリア名曲集」を12月19日にリリースすることが発表された。
国内外のオペラ劇場に出演を重ね、ウィーンの名門フォルクスオーパーの専属歌手としても活躍、来月12月には新国立劇場の公演、ヴェルディ「ファルスタッフ」でナンネッタ役での出演が決まっているなど、まさに名実ともに日本随一のディーヴァとして人気を博している存在だ。
ニューアルバムは、幸田が長年大切に温めてきた歌劇「椿姫」のヴィオレッタを始めとする10人のヒロインたちが歌う、愛にあふれた王道のアリアを幸田が選曲。
チェコ第2の都市であるブルノにて、モラヴィア地方随一のチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団と、幸田浩子がオペラの舞台で共演を重ね、絶大な信頼を寄せる名匠ラルフ・ワイケルト氏のタクトのもと、8月下旬にオーケストラの本拠地であるBesední důmにてセッション録音を行ったという。
あまたあるオペラ・アリアの名曲の中から、とりわけ王道として歌われる「椿姫」や「ボエーム」のアリア、さらにチェコが生んだ大作曲家ドヴォルザークの名オペラ「ルサルカ」の名アリアなど、まさに幸田のキャリア10周年を彩るにふさわしい内容となっている。
なお、山野楽器とタワーレコードではそれぞれ限定特典も発表された。
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