amazarashi、自身初の武道館公演「新言語秩序」で新しいライブ体験を実現
amazarashiは11月16日、自身初となる武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序“」を開催した。全17曲を演奏した本ライブは、観客のスマートフォンとアーティストの演奏を同期させることで、空間全体をつかった新しいライブ体験を実現した。
世界初の挑戦となった今回の演出には、武道館公演のためにリリースしていた専用アプリが使用され観客は、事前にインストールしたアプリを立ち上げ、ライブ中にスマホをステージへかざすことで演出に参加。座席ごとに緻密に制御された約1万台のスマートフォンが、カメラのフラッシュを明滅し会場全体に美しいパターンを描き出した。
さらにステージ向けられたスマホのディスプレイにはAR映像でアーティストからのメッセージを表示。観客はスマホをかざすことでアーティストに向けてアクションし、アーティストはスマホにメッセージを届けることでそれに応える、という新しいコール&レスポンスのかたちがテクノロジーによって実現。
事前に公開されていた11月7日発売のニューシングル「リビングデッド」MVには検閲がかけられており、ノイズ交じりな映像と20万曲の歌詞を実際に解析した“テンプレ歌詞”に置き換えられている内容で、武道館公演によってアプリ上のコンテンツがすべて検閲解除されたため、今回、解除済みのMV「リビングデッド」が公開された。縦型で構成されたMVには今まで、検閲によって見えなかった「新言語秩序」の真実が描かれた作品になっている。
また、武道館公演当日発表された、バンド史上最大規模13箇所14公演の全国ツアーの情報を解禁。11月17日 10:00よりオフィシャルモバイルサイトでの最優先先行予約を開始している。