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大塚 愛 インタビュー掘り起こし企画第8弾、この年齢になって「セーラー服着て歌いなさいよ」って言われているようなもの

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デビュー当時からのブレない意志と“これから”を魅せた大塚 愛が、デビュー14周年を記念した14年間のインタビュー掘り起こし企画&配信プライスオフキャンペーンを実施。その第8弾が公開された。

掘り起こしインタビュー第8弾:この年齢になって「セーラー服着て歌いなさいよ」って言われているようなもの。

大塚 愛は、2017年2月に新しいスタンダードソングとも成り得る、フジテレビ系ドラマ木曜劇場「嫌われる勇気」主題歌「私」をシングルリリース。近年の彼女は新たな大塚 愛のイメージを構築していくような作品やライブを次々と打ち出しており、「私」発売タイミングのインタビューではその変化の理由について語ってくれた。

新曲はもちろん、過去曲もリアレンジしてライブ披露していく流れについて「『オリジナルに忠実なアレンジで聴きたい』という人も出てくる訳じゃないですか」と質問したところ、「私も『オリジナルが良いよ』って思う派なんです。でもそれって曲に寄ると思うんです。私の楽曲の中には、大人になっても歌える曲もありますけど、若いから歌える年齢制限を持った曲もあって。それをオリジナルのままで歌うというのは、この年齢になって『セーラー服着て歌いなさいよ』って言われているようなものなんですよ。BBAが『セーラー服を着て歌え』と言われ、それで歌ったら歌ったで『イタいおばさん……』ってなるじゃないですか。もちろんお世話になった曲だし、皆さんとの繋がりを作ってくれた大事な曲でもあるし、それを聴きに来てる人がいるのも分かるから、そういう曲をセットリストに入れたいとは思うんですけど、さすがにBBAがセーラー服を着て歌うのは『何のため?』っていうのもあって、『洋服だけは着替えさせて!』みたいな。そういうところです。」と語ってくれた。

どこにでもあるリアレンジ問題だが、こんなにも明確かつごもっともな回答ができるのは大塚 愛ぐらいだろう。ファッションのように年齢や時代に合わせてどんどん変化/進化していく彼女の楽曲群、ぜひ今後も注目してもらいたい。

TEXT by 平賀哲雄

なお、大塚 愛の8thアルバム「LOVE HONEY」の配信プライスオフを実施中。翌週の12日20日は、今年9月に行われた14周年アニバーサリーライブ作品「LOVE IS BORN 〜14th Anniversary 2017〜」が発売される。

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