大森靖子とTK from 凛として時雨、2マンライブが遂に実現
「TOKYO CUTTING EDGE」という新たな音楽イベントが、12月14日東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールにて初開催された。
大森靖子とTK from 凛として時雨による2マンライブで行われた今回の公演は、今年8月9日に大森靖子がリリースしたシングル「draw(A)drow」のプロデュースをTK from 凛として時雨が手掛けたことがきっかけで実現したもの。
ボーカリストとしての抜群の説得力と表現力、そして観る人を引き込むほどの力強くエネルギー溢れるライブパフォーマンスで、どんなシチュエーションでも圧巻のライブをこなす唯一無二のアーティスト大森靖子。
そして、凛として時雨のVocal&Guitarで同バンドの楽曲の全作曲、作詞、エンジニアリングを担当し鋭く独創的な視点で自らの音楽を表現するアーティストTK from 凛として時雨。
これまでなかなか見ることのできなかった魅力的な2マンライブということもあり、当日会場には多くのファンが来場した。
先に登場した大森靖子は、前半アコギのみでの弾き語りを披露、途中には凛として時雨のカバーを織り交ぜつつ、アコギをかき鳴らしながらの歌唱でオーディエンスを引き込むと、一転後半からのバンド編成では緩急をつけた多彩なステージングで会場を盛り上げた。
続いて登場したTK from 凛として時雨は、クラシカルなバンド編成から奏でられる幻想的なサウンドで会場の雰囲気を一変させると、約1時間を駆け抜けオーディエンスを魅了。
両アーティストともにワンマンショーに引けを取らないパフォーマンスを披露し、終演後には鳴り止まない拍手で会場中が包まれた。
今回”vol.00″として開催された「TOKYO CUTTING EDGE」。来年にはさらにいくつかのイベントを開催することが決まっているようで、今度どんな展開をみせてくれるか注目だ。