牛尾憲輔が手掛ける映画『サニー/32』サントラ発売決定、元NUMBER GIRL・田渕ひさ子が歌う主題歌「pray」も収録

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映画『サニー/32』サウンドトラック

牛尾憲輔が手掛け、元NUMBER GIRL・田渕ひさ子が歌う主題歌「pray」を含む映画『サニー/32』オリジナル・サウンドトラックが2018年2月14日に発売決定した。

今年8月、キャプテンを務めるNGT48・並びにAKB48グループからの来春卒業を発表し、卒業後女優としての活躍を誓った北原里英が女優業を本格始動する第一弾作品、映画『サニー/32』は、今、日本映画界でもっとも勢いのある監督・白石和彌と脚本・髙橋泉の『凶悪』タッグによる完全オリジナル作品。

本作で北原が演じるのは、仕事も私生活も今ひとつの中学校教師・藤井赤理。物語は、彼女の24歳誕生日にピエール瀧&リリー・フランキー演じる“サニー”の狂信的信者に拉致・監禁されるところから始まる。

“サニー”とは「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた11歳の少女の愛称。誘拐犯の柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)の二人は赤理(北原)を“サニー”と呼び、強烈なキャラクターたちの群像劇がサスペンスフルに展開していく中、人間の弱さと強さ、さらにはネット社会の危うさまでをも内抱している物語は、予想を超えた結末に向けて走り出していく。
 
本作の劇伴を担当するのは、TVアニメ「ピンポン」や映画『聲の形』の劇伴も手がけた牛尾憲輔。ソロユニット・agraphとしても活動し、電気グルーヴのライブサポートメンバーとしても活動する注目のアーティストが初の実写映画の劇伴を手掛けた。

さらに元NUMBER GIRLの田渕ひさ子が歌う本作の主題歌「pray」や『南極料理人』『モヒカン故郷へ帰る』の沖田修一監督が歌う劇中歌「もっともかわいいマーダーはサニー」も収録されるなど、映画同様サウンドトラックも話題性に事欠かない仕上がりとなっている。

今回のサウンドトラックに収録される主題歌「pray」に関して、牛尾憲輔は「白石監督から主題歌を頼まれ、歌って頂く方を考えました。作中での赤理の向井に向けた母性的な眼差しや、白石監督から頂いた”祈り”というキーワードの純粋さを表せる歌声を、と思い、田渕さんにお願いしました。」とコメントを寄せている。

Ⓒ2018『サニー/32』製作委員会

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