広告・取材掲載

広告・取材掲載

Cheeky Parade、初の男性限定/女性限定ライブ開催

アーティスト

Cheeky Parade 男子限定/女子限定ライブ

Cheeky Paradeが、初の男子限定/女子限定ライブを12月10日に開催。

ノンストップライブを掲げつつ、チケット代はライブ終了後に観客一人一人が決めて支払うという料金後払い方式を採用した男子限定ライブは、チケットもソールドアウトする期待感が、そのまま熱狂へと移行した激しいものとなった。

9月から毎月行なわれてきた定期公演で1曲ずつ新曲を初披露してきたチキパ。定期公演ラストを飾った12月に披露されたのは、彼女たちにとって初ともいえる失恋をテーマにした本格バラード曲「marigold」。

同日夜に開催された女子限定ライブ中に明かされたが、この曲はメンバーの島﨑莉乃が考えた物語が歌詞として落とし込まれた。

自ら手放すことにした恋について、上澄みの部分だけではない感情をマリーゴールドの花の綺麗さを対比させるように描いたストーリーは、特に女の子の心に共振を起こすと確信していたのであろう。

女子限定ライブでは、歌唱前に島﨑が手書きした原案が映像で披露され、言葉として紡がれた感情をより鮮明なものへと変えていた。

冒頭こそ「marigold」の切なさでいっぱいとなった会場だったが、以降は予告通りノンストップライブがスタートする。

「今日は最後までノンストップなんで、気合いを入れて盛り上がっていけるかお前ら!」と、鈴木友梨耶がぎっしりと埋まったフロアに向けて絶叫し、コールの嵐が吹き荒れる「無限大少女∀」。

さらに「Hands up!」「Shout a long!」と、あのひたすらに熱かった2017年の夏フェスのような一体感を描き出す。

その後もチキパは「MightyGirl」「僕らの歌」といった最新曲に「BUNBUN NINE9’」に「M.O.N.ST@R」「C.P.U !?」とオーディエンスが欲するテッパン曲を織り交ぜながら一気に突っ走り、最後は持てる力のすべてをぶつける「JUMPER JUMPER」。

湧き上がる衝動のままに拳を突き上げてのパフォーマンスと、これに誘われるような激しい盛り上がりは、凛とした冬に“フェスのチキパ”の熱気を見せつけていた。

喝采の中で全楽曲の披露が終了し、ノンストップの間も存分に観客を煽っていた島﨑は「男臭くていいねー!」とご満悦。

「これをきっかけに来てくれた方も、わかんなくてもなんでもいいし、名前とか呼び間違ってもいいから、軽い気持ちで、もっともっとチキパのライブに来てくれたらいいなと思います。楽しかったでしょ?」と、渡辺亜紗美が汗だくで客席に呼びかけると、誰もが清々しい表情でその声に応えていた。

なお、同日夜には女子限定ライブが実施された。

自己紹介時にたくさんの“黄色い歓声”を浴びて、体を震わせて嬉しがっているチキパは、女の子たちだけのために白をテーマにした特別な衣装に着替えて、女の子が共感してくれそうなカバー曲(中西保志「最後の雨」、スキマスイッチ「奏」)を特別に歌唱。

さらに「されてキュンとすることは?」「好きなタイプは?」といったガールズトークのコーナーも用意され、「みんな妄想して!」と、“頭よしよし”、“後ろからハグ”などの仕草にきゃあきゃあ騒ぎながら大興奮。

総じて、ステージもフロアも普段とは異なる“女の子要素多め”な公演となっていた。

また両公演では、チキパがこの秋に行なった学園祭ライブの映像を用いた「僕らの歌」のミュージックビデオを初披露。

さらに話題の仮想ライブ空間「SHOWROOM」にて個人配信をスタートさせることも発表となっている。

関連タグ