ゴールデンボンバーが「Mステ スーパーライブ」で「女々しくて」を初めて生演奏「Mステさんはとても心が広いと思いました(鬼龍院翔)」
ゴールデンボンバーが、12月22日 19:00より放送の「ミュージックステーション スーパーライブ2017」で代表曲「女々しくて」の生演奏を初めて披露することが決定した。
同曲披露は5年連続となるが、ゴールデンボンバー史上初の「女々しくて」生演奏。初めての演奏が、生放送という、前代未聞の離れ業に挑む。
そもそも普段は、エアーバンドであるゴールデンボンバー。ギター担当の喜矢武豊はこの企画が決まってからネットで楽譜を探し、歌広場淳は弦が張られた音の出るベースを持ち、樽美酒研二はスネアドラム一個で基礎練習を始め、それぞれに準備を整えているという。
最近は、「本当は弾けるんでしょ?」という声が世間で増え、「僕らのエアープレイがうまくなってきているんだなぁと感じている」という樽美酒は、「長年のエアーで培ってきた自分の感覚を信じ、才能を思う存分発揮したら、ひょっとしたら奇跡が起こるんじゃないか?と、僕は期待しています!」と前向き発言。
それを聞いて最初は「何かしらの事故が起こる」と不安がっていた喜矢武も、「楽器を持ってステージに立つことは10年以上やっていますからね。もしかしたら、めちゃめちゃうまい可能性もあるかも。イケる気がしてきた(笑)」と気持ちをリセット。その可能性について歌広場は「0.1%くらいか?赤ちゃんがオリンピック選手になる可能性の方がまだ高い」としながらも、今回の生演奏をきっかけに何かが起こることへの期待がどんどん膨らんでいく。
これに対しヴォーカルの鬼龍院翔は、「僕はいつも機械と歌っているので、人間と合わせるのが実は苦手なんですよね。心の底からメンバーを信用していないし…」とボソリ。それでも、「やってみたら新たなグルーブが生まれるかも!」(喜矢武)、「これをきっかけに信頼が築けるかもよ!」(樽美酒)などと盛り立てられ、「(スーパーライブでの生演奏を見て)NHKからオファー来る?滑り込みで、やっぱりお願いしますって?」と、大晦日の大型音楽番組から大逆転となる出演依頼が来るのでは、と胸をときめかせる様子も。
そんな鬼龍院は、本番への意気込みについて、「テレビは嘘をついちゃいけないから、現場でのリハーサルも触りくらいにして、本当に演奏するのは本番まで取っておきます。生放送の瞬間にテレビの前の皆さんも僕らも、その結果がわかるということとなっております!」と生演奏に挑む覚悟を堂々と宣言。
明日の夜、「本当は弾けるんでしょ?」の声に、ゴールデンボンバーが嘘のない生演奏で答える。
鬼龍院翔 コメント
Mステさんはとても心が広いと思いました。僕らはエアーバンドとして活動していまして、一度も「弾ける」と言ったことはないんです。長く続けていると、なぜか「本当は弾けるんじゃないの?」と思ってしまう方がいるんですよね。Mステさんも若干、勘違いしてしまったのか…? いや、やはり心が広いということだと思います。僕らの演奏は決してうまくありません。放送を決断してくれたMステさんには感謝しながら、当日演奏したいと思います。
今回のスーパーライブのみどころは…X JAPANさんのステージです。これは是非見ていただきたい! ゴールデンボンバーさんのみどころも実はあるんです(笑)。今回の企画はふざけているようでいて、なかなかの大勢の方が動いてくださっています。生演奏を歌番組で流すことは、それだけ大変なことなんですね。テレビ的に二度と見れない、二度と聴けない、二度とこんな番組はない!ということになることは確かなので、ぜひ目撃していただきたいと思います。
尊敬するヴォーカリストはエアロスミスのスティーブン・タイラー。ロックの魂とシャウトに憧れますね。
喜矢武豊 コメント
僕ら演奏に関してはど素人の集まり。何かしらの事故が起こると思っています。もともとうまいと言っているわけではないので僕ら的にはいいんですけど、Mステさんやテレビ朝日さん的には、大丈夫なのか、そこが不安です。放送事故が起きるのではないか、ただただ不安です。
ゴールデンボンバーというと、派手なパフォーマンスとか元気に動き回っているイメージがあると思うんですが、今回は不慣れな生演奏に集中しなければなりません。いつもと違ってまったく動かない、余裕のない様をご覧いただければと思います。
尊敬するギタリストは、B’zの松本孝弘さん。きっとこのスーパーライブを見てくれると思うので、バチっと決めて松本さんに認めていただいた上で、Mステのオープニングテーマ演奏の座を奪い取ろうと思います。来年のオープニングはさっそく「喜矢武豊ソロ」クレジットになるかも。楽しみにしていてください。
歌広場淳 コメント
僕らは結成から10年以上になりますが、これまで「どんなことでもやります!」という気持ちだけで戦ってきました。でも、生演奏での出演オファーを頂いた時は「あっ、それは考えていなかった!」という盲点を突かれた気持ちです。生演奏は素直に嫌ですが、今回、僕たちは演奏者としてステージ上で初めて会うことになるわけです。今までずっと一緒にいたけれど、ついにスーパーライブのステージで出会います!!
ずっと変化球で戦ってきた僕らにとって、今回は直球で勝負してみようという企画。僕らがストレートを投げる姿はもう見られないかもしれないので、その姿を目と耳に焼き付けてもらえたらと思います。それでどちらを好きになるかはお任せしますが、いつもと違う姿をお見せできることは間違いないので、ぜひお見逃しなく!
尊敬するベーシストはシド・ヴィシャスさんです。彼はベースが弾けなかったのに、そのポジションに堂々といらっしゃったわけで、僕は今回、ベースを弾くことによってシドを超えようと思います!
樽美酒研二 コメント
僕の住んでいる家にはなぜか防音室がついていて、今はスネアドラムを一個持ち帰って、ひたすら練習しています。メトロノームに合わせて「タカタカタカタカ」って基礎練中(笑)。一応、エアーでもちゃんとリズムに合わせてやっているし、意外と感覚は研ぎ澄まされているんじゃないかと思うんですよね。
当日は、見ている人たちに我々の音楽を通して勇気を伝えたい。みなさんにとって明日からの生きる活力になれることを信じて戦います!
尊敬するドラマーはX JAPANのYOSHIKIさんです。ここ1週間くらいの練習で結構、近づいてきたと思っているんです。スネアを叩いていて、たまに「うぉ!」って思うくらい、いい音が出るんだよねぇ。もう少し頑張ったらYOSHIKIさんとセッションできるんじゃないかと。そこまでレベルを上げていきます!
関連リンク
関連リンクはありません