ドリカム・中村正人、元旦のTOKYO FM特番でHSU・TAIHEI(Suchmos)とシティ・ポップ談義
DREAMS COME TRUE 中村正人の特別番組第2弾「MUSIC QUEST2018~シティ・ポップ、 AOR編」が、2018年1月1日2:00〜5:00までTOKYO FMにて放送される。
DREAMS COME TRUEの中村正人が音楽ライターの金澤寿和とともに、ここ数年注目されている新世代の都市型音楽やシティ・ポップブームを紐解きながら、その源流にあるとされる70年代後半からの日本の音楽シーンとシティ・ポップ、さらに日本のシティ・ポップに影響を与えたと言われているアメリカのアダルトオリエンテッドロック=AORについて、代表曲をかけながら談義する。
さらに、番組内では日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞するなど2017年の顔となったSuchmosのHSU(Bass)、TAIHEI(Keyboad)を迎えて異色の音楽対談も。二人の音楽のルーツと、それらがどのようにSuchmosの音楽に昇華されているのか、なぜ今シティ・ポップブームが再燃しているのかを探る。
影響を受けた音楽の話では「ドリカム、サザン、山下達郎さん…結局印象に残っているのは、“オヤジの車から流れてきたシリーズ”。後部座席で横たわるとスピーカーから聴こえてきて…ドライブミュージックの影響は大きいですよね。スティーリー・ダンとかは常にオヤジの車でずっと流れてて、当時は気づかなかったけど、この歳になって『オヤジ、いいセンスしてたな』」とHSUが話すと、TAIHEIは「僕は、オヤジの車はやっぱり、ずっとサザンでしたね」。二人の話を聞いた金澤寿和は「音楽のセンスは刷り込みなんですよね」。中村正人は「いいもの刷り込まれたねえ!その頃からSuchmosの音楽性が自然と形成されていったんだね!」と感心。
番組では、山下達郎のファースト・ソロアルバム「CIRCUS TOWN」をはじめ多くの制作を手掛けた音楽プロデューサーの牧村憲一や、青山にあった伝説的レコードショップで現在はタワーレコード渋谷店5Fにあるパイドパイパーハウスのバイヤー塩谷邦夫からのコメントも。当時の、そして現在へと脈々と受け継がれているシティ・ポップについて当事者たちの貴重なエピソードを聞いていく。