BiS、ツアー初日にプー・ルイ卒業発表「3月までに最高のBiSを作って、後輩たちに壮大な嫌がらせをします!」
BiSが1月6日に東名阪ツアー「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR」の初日公演を東京・中野heavysick ZEROにて開催し、1曲目「NERVE」終わりにリーダーのプー・ルイの突然のグループ卒業を発表した。
再メジャーデビューを3月7日に控えたBiSのツアー初日を目撃するために集まった研究員(BiSファン総称)で超満員の会場となった。
熱気溢れる会場に「nerve」のイントロが響き渡ると、BiSメンバーが研究員の間をかき分けステージに登場し、パン・ルナリーフィの「ヘビーシック!最高の1日にしようぜー!!」と絶叫しライブがスタートする。
ライブスタートとともに会場は、熱狂の異空間と変貌した。1曲目が終了すると、恒例の「新生アイドル研究会、BiSです!」というグループ紹介を行った後、続けてプー・ルイが話し始める。
「わたくし、プー・ルイは3月4日の国技館をもってBiSを卒業します。でも、今日はツアー初日。おめでたい日なので、皆さん最後まで楽しんでいきましょうー」
BiSの象徴とも言えるプー・ルイの衝撃的な卒業発表に、会場が騒然とする中、「パプリカ」のイントロが鳴り響く。動揺を隠せない研究員は、不安な表情を浮かべながらも、プー・ルイのMCを忘れようとするかのようにスクワットを続ける。
結果、3曲連続「パプリカ」をパフォーマンスし、「みんなの愛をBiSにくれ」とペリ・ウブが叫ぶと、BiSの初期楽曲「Give me your love全部」「My Ixxx」と連投し、怒涛のパフォーマンスでライブは進行していく。
ライブの中盤に差し掛かった「SOCiALiSM」では、カミヤサキが「今、この瞬間を楽しもうぜ!」と咆哮し、会場の熱気を更に高める。
その後もキラーチューンをノンストップでライブ終了まで走り抜けた。
「以上、BiSでした。ありがとうございました。」とプー・ルイが告げるとメンバーがステージから降りると、会場からは”プー・ルイ”コール、そして、”出てこい”コールの大合唱が巻き起こる。
アンコールに応え、メンバーが再登場すると、プー・ルイが思いのたけを語り始める。
「アンコールありがとうございます。わたくし、プー・ルイは3月4日国技館公演をもってBiSを卒業します。渡辺さん(マネージャー)から再結成しようと言われた時は本当に嬉しくてドキドキしてたけど、始まってみたら、全然上手くいかなくて、BiSになりきれなくて前のBiSを吹っ切るのに時間がかかってしまいました。9月に活動休止になって、自分の気持ちと向き合う時間が増えて、自分が本当に何をやりたいのか、自分にとって何が幸せなのかと考えていく中で、自分の心がBiSから卒業していることに気がつきました。わたしにとってBiSは必要じゃなくなっていて、BiSにとってわたしが必要じゃなくなっていました。どんどん変わっていくアイドルシーンの中で、新しくなるBiSをみてみたい。再結成をして、BiSが大好きだということがわかったし、どうなってもBiSが好きだとわかったので、わたしはBiSを卒業します。と言っても、3月まで最高を更新し続けて、みんなの記憶に居続けて、後輩たちがなかなか超えられないBiSを作るという壮大な嫌がらせをして、わたしはいなくなりたいと思います。」
と卒業にあたっての思いを研究員に告げ、アンコールの「gives」をパフォーマンスし、ツアー初日が終了した。
2度目のメジャーデビューが決まり、更に勢いを増している状況での、BiSの歴史=プー・ルイと言えるリーダーのグループ卒業発表という衝撃は、BiSにどのようなインフルエンスを与えるのか。プー・ルイのBiS人生の残りは、ツアーファイナル国技館公演までの約2か月。BiS、そしてプー・ルイの一挙手一投足に注目だ。
セットリスト
1.nerve
2.パプリカ
3.パプリカ
4.パプリカ
5.Give me your love全部
6.My Ixxx
7.CHANGE the WORLD
8.ぎぶみあちょこれいと
9.SOCiALiSM
10.happy birthday
11.IDOL
12.I can’t say NO!!!!!!!
13.FLY
14.明日が来るなら
15.ロミオの心臓
16.primal.
17.BiSBiS
18.レリビ
EN1.gives
Photo by sotobayashi kenta
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