米津玄師、ツアーファイナルに菅田将暉がサプライズ参戦
米津玄師が約70,000人動員となったツアーファイナルを1月10日武道館公演にて迎えた。
今回のツアーは自身最多エリア16都市、最多公演数22公演、最多動員数とこれまでの公演から全てを更新するという挑戦的なツアーとなった。
2017年11月1日に最新アルバム「BOOTLEG」をリリース。オリコン・Billboard JAPAN・iTunesランキング初登場1位、初週首位23冠と圧倒的なセールスを記録し現在も上位にランクインし続けている。
この状況が年末に発表されたオリコン・ブレイクアーティスト2017での1位、また10代から50代までの世代別でも1位獲得などたくさんの話題を呼び続けている中で全国を駆け巡るツアーとなった。
アルバムの大ヒットの中ツアーはスタートし、初めて訪れる場所や会場ばかりの中、大きな歓声と反響で迎えられながら、ライヴパフォーマンスを披露していった。
床面のLEDに映し出される映像が、背面に置かれた沢山のミラーが散りばめられたセットに映し出されるというステージセットや、曲の世界観を見事に表現した照明、そして楽曲ごとに表情を変えるステージングで作り出す空間に観客は魅了されていた。
そんなツアーファイナルが1月10日武道館にて行われた。
この公演には様々なサプライズ出演の演出がスペシャルとして披露された。
米津玄師が初めてダンスに挑戦した楽曲「LOSER」ではダンスの師である辻本知彦が、「Moonlight」では菅原小春が登場し、ダンスという身体表現で楽曲を彩り、観客はよりその世界観に没入していった。
そして本編最後に米津玄師から紹介されてステージに登場したのは菅田将暉。
米津玄師が「彼がいなかったら出来なかった曲なんです」と紹介し、対する菅田将暉は「今年こういった舞台に出るのは今日が初めてなんです。それがいきなり武道館ですよ。」と話し、「灰色と青」を2人で初披露した。
最後は2人で抱き合い、観客の盛り上がりは最高潮のなか本編を終えた。
アルバム「BOOTLEG」という他者との関係で作り上げた作品を、ライブの表現でもたくさんの人間と表現する事により、今までにはない挑戦的なツアーをとなり、大歓声の中、幕を閉じた。
そんな米津玄師は今週金曜からスタートするTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌を書き下ろしの新曲「Lemon」を発表している。
初のドラマタイアップである今作が、ドラマをどのように彩っているか楽しみだ。
米津玄師 2018 LIVE / Fogbound
東京・日本武道館
2018年1月10日セットリスト
01.fogbound
02.砂の惑星
03.ナンバーナイン
04.飛燕
05.春雷
06.かいじゅうのマーチ
07.アイネクライネ
08.orion
09.LOSER
10.ゴーゴー幽霊船
11.爱丽丝
12.ドーナツホール
13.ピースサイン
14.Nighthawks
15.love
16.打上花火
17.Moonlight
18.灰色と青(+菅田将暉)
En1.ゆめくいしょうじょ
En2.Neighbourhood
En3.アンビリーバーズ