ミッツ・マングローブ 6年ぶりの新SG「東京タワー」発売、作詩・作曲を手掛けた作家・五木寛之よりコメント到着

アーティスト

ミッツ・マングローブ

女装歌手のミッツ・マングローブが、6年ぶり3枚目のニューシングル「東京タワー」を1月24日に発売する。

今作では作詩・作曲を作家の五木寛之が手掛け、異色のコラボレーションが誕生。昭和を生きた五木寛之の、昭和という時代へのノスタルジーが詰まった懐かしさを感じる歌謡曲に仕上がっている(作曲の立原岬は五木寛之のペンネーム)。

「東京タワー」は既に10年前に完成していた楽曲であったが、タイトルが「東京タワー」であるだけに、長身で昭和歌謡を愛する女性アーティストに歌って欲しいと五木は探し続けていた。そんな時、ミッツの歌謡曲への愛情と時代を切り取る嗅覚に共感し歌唱を依頼したところ、ミッツも「ぜひ挑戦してみたい」とその依頼を快諾し、今回のコラボレーションに至った。

「東京タワー」は、NHKラジオ深夜便「深夜便のうた」として放送中。本日公開されたジャケット写真は、ミッツの両腕を東京タワーにイメージして撮影された、妖艶な写真に仕上がっている。

新曲の発表にあたり、五木寛之よりコメントが到着している。

五木寛之 コメント
「東京タワー」は、私の愛する昭和歌謡へのノスタルジーから生まれた歌です。平成がやがて終わると、昭和はさらに忘却のかなたへかすんでいきます。かつて「明治は遠くなりにけり」と昔の人が嘆いたように、昭和も年表の中の一ページとして記録されることでしょう。遠ざかりゆく昭和を象徴するのは、その時代に愛唱された数々の歌謡曲です。その昭和への思いをこめて、この歌は作られました。この歌をミッツ・マングローブさんに歌って頂くことにしたのは、ミッツさんの優れた時代感覚と、批評性、それに昭和歌謡への暖かい共感を期待してのことでした。ミッツさんは見事にその狙いを表現してくれています。さらに「東京タワー」をうたう為には、長身のアーチストが望ましい。ミッツさんは、それらの期待に十二分にこたえてくれました。幸運な出会いに感謝しています。