小島裕規の新プロジェクト・Yaffle、第一弾リリースはオランダのベニー・シングスをフィーチャリング
ソングライター兼プロデューサー小島裕規が始動したプロジェクトYaffleの第一弾楽曲「Empty Room feat. Benny Sings」が1月19日にストリーミング配信される。
幼少期より音楽に親しみ、音大で現代音楽を専攻した小島。そのアカデミックな音楽遍歴の一方で高校時代にはバンド活動を行っており、UKロックも彼の大事なルーツになっているという。
かねてより親交のある小袋成彬らと<Tokyo Recordings>を設立し、Capeson、柴咲コウ、Awesome City Club、上白石萌音、SIRUP、映画「ナラタージュ」の主題歌を歌うadieu、などのアレンジや楽曲提供、プロデュースからCM、映画の音楽制作などと幅広く活躍する小島が始動したYaffle。多くの楽曲を海外のシンガーソングライターやトラックメイカーとの共作で制作していくスタイルのプロジェクトである。ストリーミング配信限定のこの曲は、オランダのポップ・マエストロ、ベニー・シングスを招いたウィンター・チルなフューチャーR&Bだ。
Tokyo Recordingsが拠点にしている都心某所にあるプライベート・スタジオには、グランドピアノやヴィンテージ機材、デジタルレコーディング機器の数々が置かれ、リラックスできる雰囲気が広がっている。本作「Empty Room」も、ベニー・シングスが昨年来日した際にここを訪れて共作が実現したという。
研ぎ澄まされたビートとエレガントなピアノが印象的なこの曲。スローテンポの楽曲は後半でドラマティックに展開するのが特徴だ。この先にリリース予定の未発表曲も含めると、コラボレーションの相手はストックホルム、メルボルン、シンガポール、ロサンゼルス、ハワイなど世界中に広がるとのこと。
Spotifyなどのストリーミング配信が普及し、音楽の聴かれ方と届け方が構造的に変わってきている今の時代。Yaffleは世界各地のアーティストとのライティング・セッションで東京発の新たなスタンダードを生み出していくだろう。
楽曲は19日よりSpotify、Apple Musicでストリーミング配信される。