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Kiroro、出産と子育てを経て沖縄で13年振りフリーライブ「もう歌は歌わないと思った(玉城)」

アーティスト

Kiroro 1月28日 サンエー那覇メインプレイス

玉城千春(Vo)、金城綾乃(p)2人ともに3人の子の母親として、沖縄で子育てをしながら音楽活動をしているKiroroが、24日に13年振りとなるオリジナルアルバム「アイハベル」をリリース、そして28日に活動の拠点でありKiroroの原点でもある沖縄・サンエー那覇メインプレイスにてフリーライブを実施した。

集まった1500人のファンにメジャーデビュー20周年と久々のオリジナルアルバムのリリースを祝福される中、新曲「アニバーサリー」他 全6曲を披露した。

Kiroroとしてフリーライブを行うのは、2005年に沖縄・久茂地で行われたフリーライブ以来13年振り。当時は玉城、金城ともに結婚しており、この年のツアーを最後に2014年までの約10年間は出産と子育てを中心とした生活でKiroroとしては活動休止状態であった。

「もう歌は歌わないと思った」という玉城と「子育てしながら音楽は考えられなかった」という金城の2人は2013年、金城の妹の結婚式での運命の再開、それからマイペースながらの再始動を経て、デビュー20周年の「2018年にはオリジナルアルバム発売」を目標に家事と子育ての合間にアルバム制作をコツコツと続けてきた。

この日のライブ1曲目は20年前のデビューシングルにして120万枚のセールスを記録した「長い間」を披露、20周年を迎えられたファンへの感謝を伝えつつ、Kiroroの2人による40歳の今しか書けない、今だから書ける内容のアルバム「アイハベル」より、デビュー20周年を記念して書き下ろした楽曲で歌詞の中にKiroroの曲タイトルが多数載っている「アニバーサリー」を歌唱した。

名曲「Best Friend」を披露した後、玉城曰く「この曲は中3の時にサビだけ出来ていて、ずっと温めていた、というか仕上げられなかった曲」で、25年の時を越えて仕上がった「Let’s Go Together」を初披露。

5曲目はKiroroのコンサートではいつも歌っていてファンから音源化を熱望されていた「花は咲く」(カバー曲)を「この歌はずっと歌い継いでいきたいです」と金城がコメントしつつ披露、ラストはKiroroの代表曲「未来へ」をサビはファンと合唱する形でこの日最高の盛り上がりを見せ、ライブは終了した。

ライブ終了後にはアルバム「アイハベル」購入者対象の握手会も行われ、この日を待ち焦がれていたKiroroのホームタウン沖縄のファンの熱いメッセージを受けつつイベントは終了した。

なお、この日のライブの模様はLINE LIVEビクターエンタテインメントチャンネルで生中継され、沖縄に駆けつけることができなかった全国のファンにもリアルタイムで届けられた。

撮影:Kouki Takeyasu

セットリスト
M-1長い間
M-2アニバーサリー
M-3Best Frien
M-4Let’s go together
M-5花は咲く(カバー)
M-6未来へ

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