小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド、メジャー25年ぶりのオリジナルアルバム「鯛 〜最後の晩餐〜」が完成

アーティスト

小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド

スネークマン・ショーへの参加でも知られ、DJ、VJ、ナレーター、俳優、タレントとしても活動する小林克也が喜寿(77歳)を迎える2018年3月、自身が結成したザ・ナンバーワン・バンドのニューアルバムを、メジャーとして25年ぶりに3月21日リリースする。

メジャー作品「ます」(1993)をリリースしたのち、しばらく音楽活動から離れていたが、一時期の体調不良の後、2013年にザ・ナンバーワンバンドのメンバーが「もう一度あつまってライブをしたい!」と語っていた話を人づてに聞き、それをキッカケとしてアルバム制作を開始。

過去作品では豪華ゲストの参加も特徴の一つであったが、本作は「おそらくこれが最後のアルバムになると思うので(笑)、納得いくまで音作りに集中する」ため、83年の第1作「もも」から共に活動してきた小林克也とザ・ナンバーワンバンドのオリジナルメンバーである佐藤輝夫の2人だけで作り上げた作品となった。

日常のナレーション業務などの合間に、週に1回程度のペースでスタジオに入り制作作業を重ね、2018年1月に今回のアルバムに収録される全18曲が完成。タイトルには喜寿を迎える「めで鯛」と、同時に「おそらく最後(笑)」という想いを込めて、「鯛~最後の晩餐~」と名付けられた。

唯一無二の小林克也の”声”とエキセントリックな言葉選びは本作でも健在で、佐藤輝夫が以前大瀧詠一の番組を制作している時に本人と話をする中で「レゲエは音頭である」という大瀧詠一の言葉から着想を得て制作されたという、レゲエと音頭の音楽性が融合した「LET’S MAKE LOVE 〜REGGAE ONDO〜」や、小林克也ならではの多彩な声色を濃密ファンクサウンドに乗せ、経験のない若者の”キスしたい”衝動について歌った「FUNKY KISS」などを収録。

長きに渡り、さまざま形で声・音楽に携わる仕事を積み重ねてきた小林克也にしかできない、様々な音楽性を凝縮したアルバムとなっている。

また、アルバム発売を記念して東京、広島、名古屋、埼玉で実施することが決定。アルバム制作のキッカケとなった一言をくれたザ・ナンバーワンバンドのメンバーが再び集結し、実に32年ぶりとなるワンマンライブで一緒にステージに立つ。

完全生産限定盤には、ボーナスディスク、さらには、小林克也とバンドの活動をまとめた、豪華特集本を付属。完全生産限定盤には、本アルバム制作中に生み出された楽曲からの特別収録となる新曲4曲に加え、1983年の秘蔵ライブ音源10曲以上を収録したボーナスディスクを付属。

さらに、「ぴあ」編集によるバンドと小林克也自身の幅広い活動を総力特集した特製本(A5サイズ・100P予定)を同梱。CDとともに日本の音楽・エンターテインメントの歴史を辿れるような解説本となる。

小林克也コメント
おめで鯛な!最後の晩餐。ボクは昔の相棒の心をこじ開けました。テルちゃんは天才助け人です。毎週毎週二人の家庭内的手作りが始まりました。大昔のスネークマン・ショーやザ・ナンバーワン・バンドは豊満なバブルに向う国への破壊工作でしたが、今回の「鯛 ~最後の晩餐~」は地味な夢や愛を送り続けています。そう、改心したのです。

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