THE ALFEE 結成45周年で声優デビュー、3人揃ってぶさカワなエイリアン役に挑戦
『レオン』、『フィフス・エレメント』など、数々の名作を世に送り出してきた巨匠リュック・ベッソン監督によるSF超大作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が3月30日に全国公開となるが、本作の日本語吹替え版の声優としてTHE ALFEEが出演することが決定した。
THE ALFEEが声優を務めたのは、情報屋トリオのエイリアンドーガン=ダギーズ。
超巨大宇宙ステーション“アルファ”に住む、ハトのような見た目をしている“ぶさ可愛い”3匹は、実は5,000もの言語を駆使できる頭脳の持ち主で、物語のカギを握るキーマン。お金にがめつく、宇宙の危機も商売のチャンスにしようと、ヒロインのローレリーヌに取引を持ち掛ける。そんなしたたかさと愛嬌を持ち合わせた、なぜか憎めないキャラクター。
彼らは、1匹目が話し始めると2匹目がそれを引き継ぎ、3匹目が締めくくるという話し方をする。それは、3匹で一つの情報を分割して持っているため、1匹でも欠けてしまうと情報が不完全なものになってしまうから。そんな、三位一体ともいえるドーガン=ダギーズに負けず劣らず、これまで3人の絆で音楽業界の最前線を走ってきたTHE ALFEEは、今年結成45周年にして、3人では初となる声優に挑戦した。
今回オファーを受けた理由について坂崎が「こういうチャンスはなかなかあるもんじゃない。しかも人間の役じゃないもんね。俳優さんはイメージがあるから難しいけど、うちらは関係ないからこういうキャラが出来るんです(笑)」とコメント。
役作りについて桜井は「役作りしようがない。これは現場でプロに教えてもらおうと。3人の掛け合いはコンサートと一緒だからね」と語り、坂崎も「今年はグループ名を、ドーガン=ダギーズにしようか」と提案していた。
プライベートでもよく映画を観るという高見沢は、本作の感想について「この手の映画が好きなんですが、今までに観たことがないようなSF映画。映像が美しい!それと冒頭で流れるある音楽にやられたので、ぜひご注目ください」と作品の映像美を大絶賛しつつ、作品への期待を高めていた。
また、本作の見どころについて、坂崎は「映像もきれいで、内容も愛にあふれているので、楽しんでください」、桜井は「もう数回観ているんですけど、大きなスクリーンで観たいと思っていました。ぜひ楽しんでください」、高見沢は「僕らドーガン=ダギーズの出演シーンはあんまり美しくないですけど、映像がとにかく美しい(笑)。スクリーンで楽しんでください」と、しっかりアピールしていた。