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冨田勲×初音ミク、遺作舞台「ドクター・コッペリウス」が映像作品として3/21リリース

アーティスト

「冨田勲 ドクター・コッペリウス」

2016年5月5日に逝去した、作曲家・シンセサイザー・アーティスト冨田勲の遺作「ドクター・コッペリウス」世界初演を収録した映像作品が、3月21日に日本コロムビアよりリリースされる。

2017年11月11日・12日に渋谷のBunkamuraオーチャードホールで冨田の追悼特別公演として開催された「ドクター・コッペリウス」は、冨田が他界前に上演を夢見て、亡くなる1時間前まで創作を続けてきたまさに遺言ともいえる舞台作品。

バーチャル・シンガー初音ミクが生身の人間とバレエを踊ることで話題となり、オーケストラと電子音、さらにバレエと3DCGを伴うその大規模なステージは、終演後、大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた。さらにその模様が2017年1月29日にNHK BSプレミアムで放送され、大きな反響を巻き起こした。

今回のblu-rayは、その際オンエアされたライヴ映像を収録するとともに、特典映像として、作品完成までの過程を収めたNHK総合のドキュメンタリー番組「NEXT 未来のために『ミクとかなでる先生の夢〜冨田勲 ラストコンサート〜』」、さらに本アルバムのために収録された、演出のことぶき光氏のインタビューも収録。

バレエと初音ミク、そして特殊な映像投影装置を使用した舞台の全貌を収めた、まさに決定盤的内容となる。

ジャケットなどアートワークのデザインは、晩年の冨田勲の再評価を高めた火付け役である現代美術家の宇川直宏が手がけている。

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