平昌五輪で羽生結弦選手が演じたフィギュアスケート・フリープログラム使用曲「SEIMEI」の売上が急上昇
平昌五輪のフィギュアスケートで羽生結弦選手が金メダルを獲得した2月17日、フリープログラム使用曲「SEIMEI」の原曲が収録されているアルバム「オリジナル・サウンドトラック『陰陽師』コンプリート」の売上が急上昇していることが分かった。
2015年11月にリリースされた同アルバムだが、17日の羽生の演技を受け、週明け2月19日現在で2,500枚以上のオーダーが殺到している。(アルバムとダウンロードの合算)。
発売元であるソニー・ミュージックダイレクトの公式サイト「otonano」内にある本アルバム商品紹介ページも、300倍のアクセスを記録。アルバムは現在品薄となっており、同社では2月25日の五輪閉会式に向け、増産体制に入っている。
映画『陰陽師』『陰陽師II』は夢枕獏原作、滝田洋二郎監督。野村萬斎、伊藤英明主演で、平安時代の陰陽師、安倍晴明の活躍を描いた作品(2001年・2003年公開)。サウンドトラックを担当した梅林茂の音楽は、雅楽の要素に野村萬斎の唱も加わるなど大きな話題を呼んだ。
現在は、オリジナル・サウンドトラックを二作品併せたコンプリートとして二枚組で発売している。「陰陽師・メインテーマ」は、羽生結弦選手が2015-16シーズンのフリープログラムに続き、今回平昌冬季オリンピックでも「SEIMEI」として編集使用することで話題となった楽曲。同CD2枚に収録されている7曲を編集して作られたテーマ曲である。