哀川翔、25年振り新曲発売 赤坂ACTシアターでの東京公演から先行発売も
哀川翔が25年振りとなるCD「再戦〜終わっちゃいねえぜ〜」を3月7日に発売する。
前回、1993年に発売されたシングル「遠去かる夏の日」、アルバム「白紙の地図」から25年、四半世紀ぶりの発売となるこの「再戦〜終わっちゃいねえぜ〜」は、2015年に公演され、演出を手掛けるラサール石井が読売演劇大賞優秀演出賞受賞するなど大変な好評を博したミュージカル「HEADS UP!」の劇中歌。同ミュージカルの主演もつとめる哀川翔だが、再演が決定し関係者やファンからの是非、CD化をとの声に応えCD化が決定した。
この曲は今年57歳となる哀川翔が「まだまだ終わっちゃいない。これからが勝負だ。」と50代や60代の同世代へのエールだと語っている。
また、今回のリリースにあたって1曲だけではもったいないと3曲が収録された。
M2「家族」は哀川翔と旧知の仲である玉置浩二が作曲し、ミュージカルの演出を手掛けこちらも親睦の深いラサール石井氏が作詞を担当、哀川翔の「家族」がテーマであり、あらゆるものを背負う覚悟とその決意が込められた、大切なものを持つことの素晴らしさを表現した作品となっている。
M3「俺たちの迷い」は1989年にリリースされたアルバム「チンピラたちのララバイ」に収録され、長渕剛が補作として携わった幻の楽曲が収録。
さらに、M4「カブト虫」は湘南乃風の若旦那が楽曲を提供、こちらもラサール石井が作詞を手がけ、同郷の鹿児島出身(ラサール石井は大阪生まれ、鹿児島ラサール校出身)という境遇から上京した若い頃の視点で、当時の葛藤や強い男としての気概が込められた作品となっている。
この作品は、3月2日の赤坂ACTシアターでの東京公演から会場限定先行発売が決定している。