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きゃりー、キャリア初のリキッドルームで550名無料招待ライブ開催

アーティスト

きゃりーぱみゅぱみゅが、2月19日にキャリア初となる東京・恵比寿リキッドルームでライブを開催した。

今回限定で招待された550名を前に、「今日のライブは飛び跳ねて欲しいです!」との想いを込めておこなった一体感のあるライブに、観客は終始熱狂しプレミアムな一夜となった。

なお、本公演の模様はスペースシャワーのプレミアムライブ番組「SPACE SHOWER TV “LIVE with YOU”」にて公開収録され、3月31日21:30から60分の特別番組としてオンエアされる。

ライブレポート
「あなたの側で、生きてる音楽。」をコンセプトに、日本のトップミュージシャンとスペースシャワーTVがタッグを組み、お送りするプレミアムライブ番組「SPACE SHOWER TV“LIVE with YOU”」。

22回目の開催となるこの日、恵比寿リキッドルームのステージに立ったのは、原宿KAWAiiカルチャーの伝道師・きゃりーぱみゅぱみゅ。事前募集で招待された観客たちでフロアは埋め尽くされた。

大人からちびっこまで幅広い支持を得ているきゃりーらしく、リキッドルームのフロアには親御さんに連れられた児童の姿や、きゃりーのコスプレをしたアツいファンの姿もあり、その多種多様な光景はまさに国民的支持を得ている彼女ならでは。

ライブ当日の本人のTwitterでも「今日のライブは飛び跳ねて欲しいです!」と呟いていたが、開演前のアナウンスでも「ぴょんぴょん飛び上がって楽しんで下さい」との異例の告知が。

これまでのきゃりーのライブは、作り込んだ世界観に貫かれたステージセットと衣装が特徴的であったが、この日のステージに飾られていたのは“きゃりーぱみゅぱみゅ”と書かれたフラッグのみ。

開演時間になり、SEと共におなじみのきゃりーダンサーズが登場。シルバーのマイクスタンドの前にシンプルな赤いワンピース&ポニーテールのきゃりーが立つと、そのまま「ファッションモンスター」「インベーダーインベーダー」をテンション高くパフォーマンス。

キレのあるダンスと盛り上がり必須のおなじみの楽曲の連発に、みるみる間に熱の上がるフ
ロア。最初のMCではリキッドルームでライブをするのはキャリア史上初めてだということ、ライブハウスということでTシャツ&短パンを衣装にしようかと提案したら流石に却下され、私服のワンピースを着てきたことが明かされた。

「ここまで客席と近い距離でライブをすることがないので、今日は一体となって楽しみましょう!」と締めると、そのまま鉄板曲である「にんじゃりばんばん」「もんだいガール」へとなだれ込む。

「ライブハウスなので久しぶりに歌います」というコメント共にアルバム収録曲であり、ファンの間でも人気の高い「シリアスひとみ」を熱唱。前半戦のクライマックスを「きらきらキラー」で〆るも、後半戦も「CANDY CANDY」「つけまつける」と怒涛の勢いでフロアの熱を冷まさない。

後半のMCでは「『つけまつける』の途中で、“にゃんこスター”の動きをしていたのわかりますか?」とフロアに問いかける一面も。きゃりー曰く、「つけまつける」の途中に入るダンスが難しすぎてどじょうすくいの動きをしていたものの、あるライブで偶然“にゃんこスター”のアンゴラ村長と同じ動きをしていたのだそうで、「流行りに乗って、しばらくはこの動きで!」とトークし、爆笑をさらっていた。

簡単な振り付け講座のあとは「最&高」「原宿いやほい」で本編は終了。アンコールでは初期の名曲「PON PON PON」、キラキラでドリーミーなきゃりーらしい「もったいないとらんど」で幕を閉じた。

シンプルなステージ&衣装だったため、きゃりー本人のパフォーマンスやMCを超至近近距離で堪能。かわいくて奇抜なだけではない、優れたエンターテイナーとしてのきゃりーぱみゅぱみゅを体感出来た貴重なライブとなった。

なお、このライブの模様はスペースシャワーTVで3月31日21:30よりオンエアされる。

取材・文:加藤蛍
撮影:石井亜希

セットリスト
M1.ファッションモンスター
M2.インベーダーインベーダー
M3.み -Short Ver–
M4.にんじゃりばんばん
M5.もんだいガール -Extended Intro Ver–
M6.さいごのアイスクリーム
M7.シリアスひとみ – Short Ver –
M8.きらきらキラー -Extended Intro Ver–
M9.CANDY CANDY
M10.jelly
M11.つけまつける
M12.最&高
M13.原宿いやほい
EN1.PON PON PON
EN2.もったいないとらんど