遊佐未森デビュー30周年記念アルバム「P E A C H T R E E」のジャケ写公開、春恒例のライブ「cafe mimo」のゲストも発表
2018年、デビュー30周年のアニバーサリー・イヤーを迎えた遊佐未森。3月21日の記念アルバム「P E A C H T R E E」のリリースに期待が高まるなか、同アルバムのジャケット写真が公開された。
1988年のデビュー以来、“聴いて幸せになれる音楽”をテーマに活動を続け、今年デビュー30周年を迎える遊佐未森。記念アルバム「P E A C H T R E E」では、これまでの活動の中で彼女にとってターニングポイントとなった楽曲をセレクト。
「川」や「Diary」など、デビュー当時の曲から、昨年NHKアニメドキュメントとしてオンエアされた「女川中バスケ部 5人の夏」のエンディングテーマ「鈴懸の風薫る」まで、全17曲を収録。このアルバムにはNHK「天才てれびくんMAX」提供曲で、番組でも人気の高かった「水玉」のセルフカバーや、2002年に作曲した「国立市立国立第八小学校校歌」を自身の歌で録音するなど、新録の楽曲も収録される。
初回生産限定盤は、初の試みとしてピアノ演奏を中心とした未発売音源を含む6曲入り特典CDの2枚組となる。
サウンドの仕上げはスコットランドにて、1996年から“未森サウンド”を支えてきたカラム・マルコム氏によるミックスとマスタリングで、アニバーサリーに相応しい充実した内容のアルバムが完成した。今回のアルバムのジャケット写真とアーティスト写真も全てスコットランドで撮影されている。
無限の広がりを感じさせる世界観。艶のある透き通った歌声とハイレベルなコーラスワーク。古来より、縁起の良い果物として語り継がれて来た“桃”をアルバムのキーワードに据えた、このピースフルなアルバムをぜひ楽しんでもらいたい。
そして、遊佐未森にとって春恒例のライブ「cafe mimo」のゲストミュージシャンが発表された。
「cafe mimo」は、彼女自身による企画として2001年からスタートさせた春恒例のライブで、今回で18回目のシーズンを迎える。
記念アルバムをリリース後、初のライブとなるツアー初日の大阪公演のゲストは、太田裕美。初期のアルバムへの楽曲提供など、デビュー前からの交流も深い2人。魅力的な歌声を持つ2人のハーモニーは必聴だ。
続く福岡公演のゲストは、今回が初共演となる大分在住の兄妹ユニット・baobab。ギターとフィドルが織りなすサウンドと遊佐の歌声との融合によって、音楽の新しい扉が開かれそうだ。
東京公演初日となる4月14日のゲストは、シンガー・ソング・ライターの杉 真理。ラジオやイベントで旧知の二人ではあるが、cafe mimoでは初共演となる。
70年代からジャパニーズ・ポップスの中心的存在としてリードしてきた杉とのステージではどんな名曲が披露されるのか、期待が高まる。そして、2日目となる4月15日のゲストには、2012年のcafe mimoで出演した女優の檀 れいが登場。6年ぶりの共演となるステージは、フレンドシップで結ばれた2人がどのようなデュエット曲を披露してくれるのか、見逃せない。
名古屋公演では、アコーディオニスト、トイピアニスト、トイ楽器奏者として活躍中の良原リエが登場。2人は以前から交流はあるものの、今回がステージ初共演となる。魅力的なサウンドを奏でる彼女との共演でどのようなケミストリーが生じるのか、期待が高まる。
「cafe mimo Vol.18 〜春爛漫茶会〜」は4月7日より全国5地区7公演。様々なジャンルのゲストを迎え、どのステージも春爛漫なスペシャルなライブになりそうだ。