BIGBANG・G-DRAGONソロドームツアー開幕、ヤフオク!ドームで5万人が熱狂
BIGBANGのリーダー・G-DRAGON(ジードラゴン)が8月19日、福岡・ヤフオク!ドームにて、ワールドツアー日本公演「G-DRAGON 2017 WORLD TOUR <ACT III, M.O.T.T.E> IN JAPAN」を開幕した。
今回のワールドツアーは6月10日ソウル上岩(サンアム)ワールドカップ競技場公演を皮切りにアジア、北米、オセアニア、ヨーロッパ、日本3都市のドームツアーなど全世界29都市36公演をまわるもの。日本公演はドームツアーとして、8月19日福岡 ヤフオク!ドーム、8月22日・23日京セラドーム大阪、9月19日・20日東京ドームの全3都市5公演で26万人動員という、今回のワールドツアーの中でも最大規模の公演。
コンサートタイトルである「M.O.T.T.E」は「MOMENT OF TRUTH THE END」の略字で、真実の瞬間、真実そのものを意味。アーティストG-DRAGON、30歳のクォン・ジヨンの人生の第3幕に対するストーリーを盛り込んでおり、成功がもたらした派手な人生とその裏に隠れた孤独と苦悩、G-DRAGONの真実の姿を表現するステージは、ソロ初期の代表曲「HEARTBREAKER」でド派手な幕開け。アジアという枠を超え、いまや世界の音楽シーンやカルチャートレンドをけん引する存在と言っても過言ではない彼の登場で、福岡 ヤフオク!ドームに集まった5万人超満員の観客は一気にヒートアップ。
「ONE OF A KIND」「CRAYON」「ピタカゲ(CROOKED)」といった代表曲に加え、6月に本国リリースされ全世界40ヶ国のiTunesで1位を獲得した最新ソロ作「KWON JI YONG」から「Untitled, 2014」ほか収録曲を惜しみなく披露し、5万人が掲げる黄色と赤のBIGBANGペンライトに埋め尽くされたドーム会場を揺らし続けた。
またライブ終盤には、前日18日がG-DRAGON満29歳の誕生日だったことを受け、特製のバースデーケーキがステージに登場し5万人の観客がお祝いするというサプライズ演出も。さらに8月19日はBIGBANGのデビュー日(2006年8月19日本国デビュー)ということで、MCでは
「今日、BIGBANGとしてデビューして11年が経ちました。11周年を迎えられたのは全て皆さんのおかげです。皆さんが居なかったら、僕はここに居なかったと思います。本当にありがとうございます。」と詰めかけたファンに感謝を告げた。
これまでのワールドツアーで世界各国のオーディエンスをロックしてきたその世界基準のパフォーマンスで終始会場は熱狂。G-DRAGONだからこそ成しえる唯一無二のステージングで約2時間全20曲を駆け抜けた。