さかいゆう「FREE-FORM No2」新機軸のライブを披露、第3弾の開催も決定
さかいゆうの新ライブシリーズ LIVE“FREE-FORM”No2が、8月23日東京・渋谷WWW Xにて超満員の中行われた。
“FREE-FORM”は会場によって内容を自由に変えて行うライブで、会場ごとに弾き語り、打ち込みなど、さかいゆうの様々な魅力を感じられる内容になっている。
ソールドアウトになったNo1に続き、今回のWWWX公演もチケットも完売になり、開演前から会場は期待と熱気で充満していた。
前回のよみうり大手町ホールではグランドピアノと歌というシンプルな構成だったが、今回はステージには3台のキーボードとループマシン、そしてその隣にはドラムセットが配置されている。
ステージが暗転し本人が登場すると会場は割れんばかりの拍手でさかいを迎え入れる。
登場するなり鍵盤でビートをループマシンに打ち込んで、その場でリズムを作っていく。
リズムと同様にコーラスもリアルタイムで歌い重ねていくと、その場にあたかもコーラス隊がいるようなサウンドがあらわれてくる。その様子に客席からも感嘆の声があがる。
ライブは「サマーアゲイン」からスタート。曲の途中でマイケルジャクソンの「ROCK WITH YOU」のフレーズを混ぜて観客を盛り上げていく。
続けてデビュー曲の「ストーリー」をビートの上で弾き語った。
「前回のFREE-FORMは生ピアノと歌だけシンプルにお届けしましたが、今回はオケをその場で打ち込んでいく一人オーケストラをメインにやっていきます!」「次はかなり久しぶりの曲」とのMCとともに、全ての演奏を一人で担当したミニアルバム「ONLY YU」から「ソングライダー」をレゲエのリズムの上でソウルフルに歌いあげた。会場の観客も横に体を揺らし各自、音を楽しんでいる様子が伝わってくる。
一転して、アンビエントな雰囲気の「夏のラフマニノフ」の弾き語りで会場はクールダウン。
「ここで一気に3曲新曲やります。」ヒップホップのリズムの上に東京の地名を入れ込んだクールなナンバー、その場で打ち込んだ美しいコーラスが印象的なナンバー、恋人との切ない関係を歌ったアンビエントなナンバーなど、それぞれ違う側面を感じる楽曲に新曲のリリースの期待もいやがおうにも高まってくる。
新曲を立て続けに披露した後は、自分の打ち込んだビートの上で「この人のやっている音楽、ドラムが大好きで影響をうけました。沼澤尚〜」とシークレットゲストであるドラマー沼澤尚を呼びこんだ。
さかいの打ち込みと沼澤の生ドラムから生まれるグルーヴからライブ後半戦がスタート。
Headphone GirlからBill Withersの「Use Me」を披露して会場をもりあげると、さかいのライブではおなじみのカバーコーナーへ、洋楽からはSADEの「KISS OF LIFE」、邦楽からは山下達郎の「ペーパードール」をドラムスとのデュオで演奏。
続けて自身の楽曲である「LIFE IS」、インデーズ時代の名曲「SHIBUYA NIGHT」で本編を締めくくった。
鳴り響く拍手の中、さかいが再登場すると一層の歓声が会場に響き渡った。
アンコールでは「次回のワンマンライブ決定しました!」と、次回のFREE-FORMを告知。
「最後に大好きな曲を聴いてくださいと」のMCの後、弾き語りで「ジャスミン」を演奏。
拍手と大歓声の中、熱いステージは幕を閉じた。
会場によって編成、内容を自由に変えるとうコンセプトのもとにはじまった今回のライブシリーズ 第3弾は11月20日東京・渋谷TSUTAYA O-EASTで開催される。
次はバンドスタイルのライブを予定している
(バンドメンバー Dr:沼澤尚、Ba:鈴木渉、Gt:柴山哲郎)。
チケットは現在オフィシャルサイトにて先行受付中。
撮影:岩佐 篤樹
さかいゆう FREE-FORM No.2 SHIBUYA WWW Xセットリスト
M1. サマーアゲイン 〜 ROCK WITH YOU
M2.ストーリー
M3.ソングライダー
M4. 夏のラフマニノフ
M5.新曲
M6.新曲
M7.新曲
M8. Headphone Girl 〜 USE ME(with 沼澤尚)
M9. kiss of life (with 沼澤尚)
M10. ペーパードール 〜 BROWN SUGAR(with 沼澤尚)
M11. Life is(with 沼澤尚)
M12. Shibuya Night(with 沼澤尚)
アンコール
M13.ジャスミン
ライブ情報
FREE-FORM No.3
バンドメンバー Dr:沼澤尚、Ba:鈴木渉、Gt:柴山哲郎
2017年11月20日(月)東京・TSUTAYA O-EAST(旧 Shibuya O-EAST)
オフィシャル先行予約
2017年9月10日(日)23:59まで
http://eplus.jp/sakaiyu1120/