Takamiy、デビュー25周年記念ベスト盤を引っさげパシフィコ横浜でソロライブ開催
Photo by HAJIME KAMIIISAKA
高見沢俊彦ソロ活動第2期(2007年〜)以降の楽曲から本人自ら選曲し、全編に渡りヴォーカルを録り直すというこだわりのベストアルバム「美旋律~Best Tune Takamiy~」をひっさげ9月2日、3日の2日間パシフィコ横浜にてライブを開催した。
ソロライブとしては9月3日の公演で62本目(INNOVATION CLASSICS(6本)含む)となりパシフィコ横浜でのライブは2008年目の初回から数えると10本目の公演となる。そしてパシフィコ横浜は1994年のこけら落としはTHE ALFEEが実施、その意味ではパシフィコ横浜という場所は非常に思い出深い場所となる。
オープニング「ULTRA BURN」から始まり「雷神の如く」といきなりアップなナンバーを披露。
「ライブオブパシフィコへようこそ、2017年横浜アリーナに引き続き今夜も最大の思い出を作りたいと思います。最後まで宜しく!」とのMCから今作のベストアルバムを中心に「ULTRA BURN」「Night of Rouge」「Fantasia~蒼穹の彼方」と緩急付けた展開で一気に駆け抜け、アンコールではギタリスト鳥山雄司と2人編成で「Without You」他をアコースティックギターに持ち替えて披露。聴かせるナンバーで観客を魅了した。
大きな見せ場は今作のリード楽曲ともなっている「騒音おばさんVS高音おじさん」、あの宮藤官九郎が作詞した楽曲で高見沢含む3人のギタリストがエンジェルギターをかき鳴らすことで4000人の観客の熱気は最高潮に達しこぶしを振り上げ熱唱した。
「今が一番いい時期、見える範囲が年代によって変わるがそれも良いと思ってます。これからも一日でも一時間でも長く生きていきたいと思う。10代の時自分が一番尖っていたあの頃の自分とこれからの未来へこの曲を送りたいと思います」と語った後「孤独なRudy Boy」を歌唱、観客はかみ締めるように曲を聴き約3時間に及ぶ公演は幕を閉じた。
早くも10月5日からTHE ALFEE秋ツアー「Best Hit Alfee 2017 秋フェスタ」が始まる。