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氷川きよし、シングル発売イベントにて会場いっぱいの「誕生日おめでとう」コール

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氷川きよしが、9月5日に東京・池袋サンシャインシティ 噴水広場にて、同日リリースを迎えた最新シングル「男の絶唱」D・E・Fタイプの発売記念イベントを開催した。

氷川の最新シングル「男の絶唱」A・B・Cタイプは、3月7日の発売以来セールス10万枚を超えるロングヒットを記録。今作は30代最後の年となる30作目のシングルで、現在の氷川に相応しい“男の決意”を朗々と歌い上げた作品となっている。A・B・Cタイプの絶好調を受けて、9月5日に「男の絶唱」の新たな形態Dタイプ、Eタイプ、Fタイプを発売し、この日はその発売を記念してのイベントを開催した。

茶色のスーツ姿で登場し「きよしのズンドコ節」でイベントを開始すると、「改めまして皆さん、こんにちは。お元気ですか。今日は9月5日、『男の絶唱』のニュータイプの発売記念イベント、池袋サンシャインシティにようこそお越しいただきまして、本当に皆さん、ありがとうございます。」と挨拶。「実は、明日9月6日が僕の誕生日なんですけれども、皆さんにこの僕の新しい作品を是非、お持ち帰りいただきたいと思いまして、誕生日の前の日に発売日を設けていただきました。日本人として、日本の演歌を、日本人としてのプライドで、演歌を歌っております。そんな思いをこめて歌わせていただきました。30代最後の、この30代の10年の思いを込めてレコーディングをさせていただいた「男の絶唱」でございます。是非この『男の絶唱』を覚えていただいて、聴いていただいて、そして皆さんの人生の励みにして聴いていただければ、大変幸せに思います。」と続けた。

集まった2,000名の観客から、翌日の誕生日に合わせて、会場いっぱいの「おめでとう」コールをもらうと、「ありがとうございます。感謝、感謝でございます。もう40才ですよ。信じられないです。あっという間に40才ですよ。」と話した。

また、この夏を振り返り、8月5日のNHK「思い出のメロディー」にて司会を担当したことについては、「身に余る大役をいただいて、伝統あるNHKの夏の紅白という、世界にも見られている格式の高い番組なので、緊張しましたが、精一杯やらせていただきました。憧れのスターの方々がいっぱいご出演されていたので、とても勉強になりました。」と語る。

そして、8月26日にさいたまスーパーアリーナで行われた「アニサマ2017」にサプライズ出演し、2万7千人の観客の前で「ドラゴンボール超」のオープニング曲「限界突破×サバイバー」を歌唱したことについて、「ドラゴンボールの歌はすごく好きだったので、アニサマに出させてもらって、すごく気持ちよかったです。ジャンルを超えて挑戦させていただいているということはありがたいですし、僕の中では音楽の隔たりはないので、今回の『限界突破×サバイバー』はとても素敵な作品で、かっこよくて好きです。」と話すと、「限界突破×サバイバー」を熱唱し、会場を沸かせた。

さらに氷川は「もう一曲、POPSを歌わせてもらいたいと思います。今回、NHKさんの番組でコラボさせていただいて、GReeeeNさん。これまでのいろいろなGReeeeNさんの作品を見させていただいたんですが、それぞれに思想があって、そこに若い人たちが共感して、たくさんの人たちを歌で励ましている。すばらしいなと思いましたし、僕もそうでありたいなと思いました。」と語ると、GReeeeNが書き下ろしたNHKラジオ深夜便「深夜便のうた」7〜9月の「碧し」を歌い、会場は熱気でいっぱいとなった。

その後改めて「男の絶唱」D・E・Fタイプの話題になると、「それぞれ違うタイプのカップリング曲が入っていますので、それぞれお好きな曲を選んでいただいて、お楽しみいただきたいと思います。それぞれ『酒場のひとりごと』(Dタイプ)は友達への感謝の思い、『芝浜恋女房』(Eタイプ)は奥さんへの感謝、『片恋のサルサ』(Fタイプ)は恋人がいる片思いの相手にも感謝という、それぞれが“感謝”がテーマになっています。」と説明し、それぞれを1コーラスずつ届けた。

イベントのラストは「男の絶唱」で締めくくる。「2017年、30代最後のシングル。この10年の思いをこの曲にかけて歌わせていただきます。泥に咲く花『睡蓮』のように私は生きてまいりたいと思います。応援、よろしくお願いいたします。「男の絶唱」。」と曲紹介をし、フルコーラスの熱唱でイベントは終了。「本日は平日のお忙しい中、お越しいただいてありがとうございました。年末に向けて精一杯、氷川きよしらしく頑張っていきますので、どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。」と挨拶し、ステージを去った。

終演後、取材に応じた氷川は、「(30代までで)まだまだの自分ですが、ここまで自分が夢に思い描いていたことは皆様のおかげで全部叶えられてきているので、ありがたいなと思いますし、本当に感謝しています。今後は自分のイメージと違うような事にもチャレンジしたい。全然違う氷川きよしも見て頂きたいと思う。歌い手は作品によって雰囲気もイメージも変わるので、40代にしか表現できないような楽曲にもチャレンジしたい。日本人なので、日本人としての思いを伝えていく中心が演歌だが、ひとつの形にとらわれずに色々な事を伝えられるように、多くの事にチャレンジして行きたい。10年20年後の夢に向かってしっかりと頑張りたいと思う。」と決意表明。「30代を漢字で表すと?」と聞かれると「『睡蓮』です。泥の中から綺麗な花を咲かす花。苦労して悩んだ中で自分の人生を歌で表現したい。自分も人間だから完璧ではない。日々成長して睡蓮の花を咲かせていきたい。」と例えてみせた。

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