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Cocco、“20周年の集大成”日本武道館2dsysをWOWOWで9/10独占放送

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デビュー20周年を迎えたCoccoが、7月12日・14日の2日間に渡って9年ぶりとなる日本武道館公演を行なった。WOWOWでは、そんな2日間の模様を凝縮した特別番組を9月10日に一挙放送する。

ライブでは12日の公演を「一の巻」、14日の公演を「二の巻」と銘打ち、各日バンドメンバーを替え、内容の異なるステージを展開した。

12日の「一の巻」。この日のバンドは、メジャーデビューから中期までのプロデュースを務めた根岸孝旨(ベース)をはじめ、白井良明(ギター)、長田進(ギター)、柴田俊文(キーボード)、向山テツ(ドラム)、武藤祐生(バイオリン)といった当時のCoccoを支えたメンバーが登場。ライブはデビュー曲「カウントダウン」でスタートした。

赤い照明の中で体を大きく揺らし白いドレスをひるがえしながら歌う姿は、何かに憑依されたようにも見え、オーディエンス全員が彼女から目が離せない状態となった。「水鏡」「けもの道」など、初期の作品を畳み掛けて会場をCocco色に染めていく。大きな拍手に包まれながらライブは中盤へ。

柔らかいアコースティックサウンドとバンドメンバーのコーラスアンサンブルも心地よい「Raining」などで、前半の張り詰めた雰囲気とは打って変わって、温かみのある空気が会場に広がっていく。そして「強く儚い者たち」「樹海の糸」「音速パンチ」など、感情豊かで伸びやかな歌声で会場はさらにヒートアップ。最後は晴れ晴れとした気持ちで歌う「もくまおう」で初日を締めくくった。

14日の公演、「二の巻」。この日は藤田顕(ギター)、粂絢哉(ギター)、鹿島達也(ベース)、渡辺シュンスケ(キーボード)、椎野恭一(ドラム)といった近年の作品のレコーディングやライブに参加しているメンバーで構成されたバンドがバックを務めた。

「一の巻」はステージセットが極力シンプルだったが、「二の巻」ではステージ上にたくさんの花が飾られていた。オープニング曲は「焼け野が原」。この曲は2001年4月に活動休前最後にリリースされたシングル曲で、Coccoの活動の中での大きなターニングポイントとなった作品の一つでもある。

「二の巻」のステージ上のCoccoは初日とは全く違う雰囲気を醸し出している。アカペラ始まりの「キラ星」、ゆったりとしたリズムに合わせて伸びやかな歌声を聴かせる「やわらかな傷跡」「樹海の糸」など、心地よい時間が続いた。

アコースティックサウンドで聴かせる「Heaven’s hell」、ピアノのイントロで始まり緊迫感が増していく「カウントダウン」など、後半も曲ごとにいろんな表情を見せてくれる。衣装を白いドレスに着替え、軽やかに舞いながら歌った「blue bird」、感謝の気持ちを伝えて歌った「Never ending journey」と続き、2夜を締めくくる最後の曲「有終の美」はCoccoの20年を体現するかのように力強く歌い上げ、感動的なフィナーレとなった。

2つのバンドと作り上げたこの2日間。それぞれのバンドの特色もしっかりと感じさせながら、Coccoの20年の活動の軌跡も確かめることができた。両日とも、この日にしか体感できない貴重なステージとなった。

番組情報
「Cocco 20周年記念 Special Live at 日本武道館」
〜一の巻〜:9月10日(日)21:00〜[WOWOWライブ]
〜二の巻〜:9月10日(日)22:30〜[WOWOWライブ]
オリジナルコラボグッズプレゼント:抽選で100名にCocco×WOWOW スリムクリアボトルをプレゼント
番組特別ページ:http://www.wowow.co.jp/detail/111506
※9月30日(土)締切
※番組詳細、プレゼント応募については番組特別ページにて。ライブダイジェスト映像も公開中。

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