桑原あい×石若駿、ピアノとドラムだけのコンセプト・デュオ作品「Dear Family」11/8発売

アーティスト

ジャズ・ピアニスト 桑原あいと、ジャズ・ドラマー 石若駿による、ピアノとドラムだけのコンセプト・デュオアルバム「Dear Family」が11月8日にリリースされる。

桑原あいは、豊かな音楽的感性と高い演奏技術で、自身のリーダー・トリオを中心にソロ・ピアノ、withストリングスなど、さまざまな形で活躍中のジャズ・ピアニスト。2015年にスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルのソロピアノコンペティションに日本代表として出演した際、クインシー・ジョーンズから「君の音楽こそジャズだ」と賞賛されたこともある実力派。

現在までに5枚のアルバムをリリースし、今年2月にリリースされたアルバム「Somehow, Someday, Somewhere」では兼ねてから憧れの存在であった、スティーヴ・ガッド(ds)、ウィル・リー(b)とのトリオによるレコーディングを実現させ大きな話題となり、さらにそのトリオ・メンバーによる東名阪ツアーも大成功を収めた。

また石若駿はジャズだけに留まらず、様々なジャンルのアーティストとレコーディングやライヴで共演を果たし、縦横無尽の活躍を続ける若手ドラマーのひとりで、自身のリーダー・アルバムもリリースしている。

アルバムのタイトルになっている楽曲「Dear Family」は、桑原あいと石若駿の共作で、今年4月からスタートしたテレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」と「サンデーステーション」のオープニング・テーマに起用されており、メロディーは繊細で美しい旋律でありながら、ダイナミックな演奏でデュオとは思えないサウンドに仕上がっている。

この「Dear Family」という楽曲をきっかけに、アコースティック・ピアノとドラムだけのシンプルな編成でフル・アルバムの制作が実現。このアルバムのために、2人がそれぞれ書き下ろした楽曲を、基本的にすぺて一発録りでレコーディング。強烈な2人の個性がぶつかり合いながらも、共鳴して行き、この2人でしか成し得なかったであろうエネルギーに満ち溢れた、躍動感のあるコンセプト・アルバムに仕上がっている。

また、ボーナス・トラックとしてマッシヴ・アタックの「Saturday Come Slow」と、マルーン5の「Sunday Morning」のカヴァー曲2曲を収録。日本のジャズ界の未来を担っていくであろう、まだ20代の2人のアーティストの力の全てが発揮された超力作となっている。

リリース情報
コンセプト・アルバム「Dear Family」
2017年11月8日発売
UCCJ-2148 2,700円(税込)
予約/購入:http://store.universal-music.co.jp/product/uccj2148/
<収録曲>
M1. Dear Family -TV Version- (Ai Kuwabara, Shun Ishiwaka)
M2. idea for cleanup (Shun Ishiwaka)
M3. The Great U’s Train (Ai Kuwabara)
M4. Improvisation #1 (Ai Kuwabara, Shun Ishiwaka)
M5. Family Tree (Shun Ishiwaka)
M6. Tuneup (Ai Kuwabara)
M7. Andy and Pearl Come-Home (Shun Ishiwaka)
M8. Granpa’s Sunglass (Shun Ishiaka)
M9. Improvisation #2 (Ai Kuwabara, Shun Ishiwaka)
M10. Dog doesn’t eat dog world (Ai Kuwabara)
M11. Dear Family (Ai Kuwabara, Shun Ishiwaka)
・Bonus Track
M12. Saturday Come Slow (Damon Albarn, Dan Brown, Robert Del Naja, Stewart Neville Jackson, Grantley Evan Marshall) ※Massive Attack カヴァー曲
M13. Sunday Morning (Jesse Royal Carmichael, Ryan Michael Dusick, Adam Noah Levine, Mickey Madden, James Burgon Valentine) ※Maroon 5 カヴァー曲

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