さだまさし、ソロコンで初共演したつば九郎が「こんな、さだまさしさんはいやだ」披露
9月11日、さだまさしのコンサートツアー「惠百福たくさんのしあわせ」の東京公演が行われ、その公演に東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎がサプライズ登場した。
このサプライズは、さだまさしが先週リリースしたオリジナルアルバム「惠百福 たくさんのしあわせ」の中で、愛する東京ヤクルトスワローズの応援歌として新曲「つばめよつばめ」を書いたことで実現。
30年来の東京ヤクルトスワローズのファンであり、2014年からは東京ヤクルトスワローズファンクラブの名誉会員も務めるさだまさし。ステージでのさだまさしとつば九郎の共演は、今回が初となる。
さだまさしのソロ通算4,243回目の公演となった今回のステージに、つば九郎が登場したのはコンサート中盤。さだまさしが東京ヤクルトスワローズから贈られた愛称「MASSAN」(まっさん)の名入りの公認ユニフォームを着用して登場し、「今日(月曜日)だからこそ、来ることができた素敵なゲストにお越しいただきました!つば九郎!」と呼び込むと、ステージ下手(しもて)から、突然つば九郎が登場。観客にはサプライズだったため、会場は興奮と大喝采に包まれた。
さだまさしがハイタッチでつば九郎を迎え、つば九郎がステージ中央で深くお辞儀をすると、会場はさらに大興奮。つば九郎は神宮球場で披露する恒例手書きフリップコーナー「こんな○○はいやだ」を、今日のコンサートに合わせて「こんな、さだまさしさんはいやだ」として披露。「かんぱくせんげんを歌っているが、じっさいはたんぱくだ」「らいねんのやくるとのかんとくのけっていけんをもっている」など、きわどい「イヤだ」ネタを披露 し、さだまさしも大爆笑。
その後、さだまさしが「せっかく来てくれたんだから、一緒に聴いてよ」と、つば九郎の目の前で「つばめよつばめ」を歌唱。「つばめよつばめ」は、ただ、頑張れと歌うだけでなく、少々愚痴っぽさも表現しながら、リアルなファン心理が描かれた応援歌。その歌詞に、つば九郎が涙を拭うしぐさを見せたり、拳を握って勝利を誓うしぐさを見せるなど、終始興奮した様子。最後は、さだまさしとともに、肩を抱き合ってステージを降りた。