Rihwa、吉高由里子主演映画『ユリゴコロ』主題歌として書き下ろした「ミチシルベ」MV公開

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今年7月にデビュー5周年を迎えたRihwaが9月20日にリリースするニューシングル「ミチシルベ」のミュージックビデオが公開された。

今作は、吉高由里子主演映画『ユリゴコロ』の主題歌として書き下ろした楽曲。Rihwaと映画『ユリゴコロ』の脚本・監督を務めた熊澤尚人氏との綿密な打ち合わせを度重ねて制作された楽曲とあって熊澤監督自身の思い入れも強く、監督自らミュージックビデオの制作に挙手、映画『ユリゴコロ』の熊澤組が再集結することとなった。

また、熊澤監督はこのミュージックビデオの為に、オリジナルのシナリオを制作。劇中では深く触れていない主人公:美紗子の中学生時代にスポットを当て、アナザーストーリーとして映像化。さらに劇中でも同役を熱演している、今最注目の若手女優・清原果耶が迫真の演技で挑んだ。

撮影は、残暑厳しい8月下旬。栃木県と群馬県の2県を跨ぐ撮影現場に、映画さながらの大型クレーンや水中カメラが次々にセッティングされていく中、『ユリゴコロ』の編集を終えたばかりの熊澤監督が現地入り。劇中のクライマックスでも使用されたロケーションでRihwaのリップシーンの撮影が敢行された。吉高由里子の壮絶な演技が映された実際のロケ地での撮影とあってRihwaにも緊張の色が見えたが、渡良瀬川の水面、波の揺らめきと共に「ミチシルベ」が示す姿を幻想的に映し出すシーンとなった。

アナザーストーリーのシナリオは、1974年のとある私立女子中学校を舞台に展開される。美紗子(清原果耶)は、学校には来るものの、自分から誰かと話すことはなく、同級生たちの話題も全く興味が持てない。美紗子に好意を寄せている二人の生徒から「友達になろうよ」と話し掛けられるが美紗子は困惑する。ある夜、その二人から学校のプールで花束を受け取るが・・・

予想もつかない展開と、常に孤独と隣り合わせで居続ける美紗子の少女時代の心模様を描いたストーリーと熊澤監督が映し出す美しい映像、清原果耶の透明感のある姿に目を奪われる。愛を知り、愛することの苦しさを知り、“それでも愛している”と紡ぎ、儚く優しく流れるように歌うRihwaの“容赦のない愛”と「ユリゴコロ」を求めていた美紗子が映像内でシンクロしている。
 

リリース情報
「ミチシルベ」
2017年9月20日発売
TFCC-89626 1,200円+税
<収録曲>
M1.「ミチシルベ」(映画「ユリゴコロ」主題歌)
M2.「羽」
M3.「THE GATE」(JRA札幌競馬場2017 CMソング)

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