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人間椅子、新作MVはLEDとプロジェクションマッピングで異次元まみれに

アーティスト

今年バンド生活28年目の人間椅子の20枚目のスタジオアルバム「異次元からの咆哮」が10月4日に発売される。この収録曲「虚無の声」のミュージックビデオが解禁となった。

今作は、プロジェクションマッピングと当日撮影した影像素材を、その場で加工、映像演出組み込み、LED影像をその場で変更するライブVJ的な演出でCG合成では表現出来ない空気感と緊張感がポイントとなっているという。

また毎回メンバーのゆるいトークと生演奏が見られるニコ生「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.06 supported by ロケットニュース24」が10月12日の夜に約1年ぶりに放送することが決定した。今回は、過去の人間椅子倶楽部の再放送も予定している。

人間椅子・和嶋慎治コメント
「虚無の声」は、新譜「異次元からの咆哮」全体をうまく言い表している曲になったと思ったので、これでMV撮影を行なうことにしました。色即是空という言葉があります。アジア人の大ベストセラー、般若心経からの一節ですが、形あるものには実体がない、という意味です。実体がなければ無意味なのか。「虚無の声」では、実体がないゆえにむしろそこに愛おしさと美しさを感ずるだろう、と歌ってみました。
MV撮影をするにあたって、この色即是空感をどう表現するかが課題だったのですが、ある縁で、プロジェクションマッピングが得意との監督と出会い、打ち合わせを重ねるうち、きっとこれは現実が崩壊していく有り様(映画「マトリックス」のような)を出せるに違いないと確信しました。
撮影は、六本木の某スタジオにて敢行。あらかじめ編集してある映像を投影した上での演奏でしたので、撮影自体はひじょうに楽なものでした。
冒頭の地下室のようなところから、畳み掛けるリズムイントロで現実が崩れていきます。どこともしれないマーブル模様の世界、お経部分では曼荼羅じみた景色があったり…。あるいは、粒子の粗くなった大都会の喧騒。色即是空感満載の背景です。
鈴木君の白装束、ノブ君のドラムセットに怪しい図柄が投影されたり、ギターソロでは白いSGにいろいろな模様が付きます。(和嶋の新しいギター、冥王が使われているところもポイント)中間部の炎の前での演奏もカッコイイです。煩悩の炎でしょうか。
最先端の技術を駆使したMV「虚無の声」、何か我々が若手のグループに見えます。めくるめく非現実的な映像を、存分に楽しんでいただけたらと思います。

番組情報
「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.06 supported by ロケットニュース24」
2017年10月12日(木)
19:30-20:30 ミュージックビデオ 一挙放送
20:30-22:30 人間椅子倶楽部(メンバー生出演!!)
番組視聴URL&タイムシフト:http://nico.ms/lv306751229

「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.04〜「怪談 そして死とエロス」リリース記念〜supported by ロケットニュース24 [再]」
2017年10月10日(火)21:00〜
番組視聴URL&タイムシフト:http://nico.ms/lv306752431

「帰ってきた人間椅子倶楽部 vol.05 supported by ロケットニュース24 [再]」
2017年10月11日(水)21:00〜
番組視聴URL&タイムシフト:http://nico.ms/lv306753873

 

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