「風街ガーデンであひませう2017」前夜祭が開催、松本 隆×リリー・フランキー×妻夫木聡の対談にミニライブも

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2015年に開催された作詞家・松本 隆の活動45周年記念イベント「風街レジェンド」に続く、「風街」プロジェクトの新たな公演「風街ガーデンであひませう 2017」。「サッポロ生ビール黒ラベル」の発売40周年を記念した前夜祭イベント「風街前夜祭 2017」では、スペシャル・プレミアム・トーク「風街座談会」が行われ、松本 隆、リリー・フランキー、妻夫木聡が登壇した。

“あひませう”のワードにちなんで「赤いスイートピー」(松田聖子)、「ヒマラヤ・ブルー」(KinKi Kids)、「魔女」(小泉今日子)、「セクシャルバイオレットNo.1」(桑名正博)、「Woman“Wの悲劇”より」(薬師丸ひろ子)の歌詞に関するエピソードが披露された。

また、松本が「君は天然色」(大瀧詠一)、リリー・フランキーが「瞳はダイアモンド」(松田聖子)、妻夫木が「風をあつめて」(はっぴいえんど)の歌詞をそれぞれ朗読する貴重なシーンも。

「“歌詞はこうあるべき”という概念を松本さんが解体してくれた。いまのミュージシャンも影響を受けてますよ」(リリー・フランキー)、「青春や恋の描き方にキュンキュンしますね。時代を超えた魅力があると思います」(妻夫木)という松本作品に対する思いが伝わるコメントも印象的だった。

この日は「風街ミニライブ」も開催された。“かせきさいだぁと中森泰弘(HICKSVILLE)”は「はっぴいえんどの『夏なんです』に影響を受けて作りました」(かせき)という「じゃっ夏なんで」からスタート。さらに「夏なんです」「暗闇坂むささび変化」(はっぴいえんど)、「星間飛行」(中島 愛)などを披露、ギターと歌のシンプルなスタイルで松本  隆の歌詞を表現した。

続いて持田香織(Every Little Thing)が登場。「空いろのクレヨン」(はっぴいえんど)、「SWEET MEMORIES」(松田聖子)、「風をあつめて」(はっぴいえんど)をアコースティックなサウンドとともにシックに歌い上げ、イベントの幕開けを飾った。

「風街ガーデンであひませう 2017」は10月6日~8日の3日間、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。6日は南 佳孝、秦 基博、上白石萌音など、7日は斉藤由貴、ハナレグミ、藤井 隆など、8日は太田裕美、森高千里、田島貴男(ORIGINAL LOVE)などが出演し、「赤いスイートピー」「スローなブギにしてくれ(I want you)」「風の谷のナウシカ」「卒業」「セクシャルバイオレットNo.1」「木綿のハンカチーフ」といった松本 隆の作詞による楽曲が披露される予定。

会場ロビーにはラウンジバー「BAR風街」が用意され、完璧な生ビ―ルを目指した「PERFECT黒ラベル」などが楽しめる。

「風街ガーデンであひませう2017」オフィシャルサイト
http://kazemachi-garden.com

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