星野源
映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(いちまるはち かいばごろうのふくしゅうとぼうけん)が10月25日(金)に公開されることが決定した。また、主題歌を星野源が担当することも明らかになっている。
『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は、大人計画の主宰・松尾スズキが初めて監督・脚本・主演の3役を務める映画。「いいね!の数だけ女を抱いて、妻に復讐する」という前代未聞の<R18>問題作。共演には、中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀らベテラン俳優陣と、堀田真由、大東駿介、土居志央梨らが出演している。
『108~海馬五郎の復讐と冒険~』より (C)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
同作の主題歌に決まったのは、星野が11年前に制作した楽曲「夜のボート」。同曲は、2008年に松尾作・演出の舞台『女教師は二度抱かれた』で、出演と全楽曲制作を担当していた星野が作曲し、市川実和子と歌った劇中歌だ。今回は、松尾作詞、星野作曲の「夜のボート」を、映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌として使用するため、オファーを受けた星野が新たにレコーディングも行っている。
松尾は、本作の脚本を書き始めた時から「夜のボート」を使用したいと思っていたとのこと。特に、主題歌が使われている“衝撃的なあるシーン“では、同曲が流れる様子を想像しながら脚本を書いたというほどの力の入れよう。なお、「夜のボート」はリリースの予定はなく、本作でしか聴くことができないそう。
星野のコメントは以下のとおり。
星野源
松尾さんから、11年前に上演された舞台で僕が作った歌を「映画の主題歌にしたい」と連絡を頂きました。このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです。
『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は、10月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー。