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倉木麻衣 20周年記念ライブ東京公演が終了、初のシングルコレクションは全曲海外リマスタリング

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「20th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2019 “Let’s GOAL!~薔薇色の人生~”」東京国際フォーラム ホールA
「20th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2019 “Let’s GOAL!~薔薇色の人生~”」東京国際フォーラム ホールA

倉木麻衣が、10月26日、東京・東京国際フォーラム ホールAで20周年記念ライブ東京公演を終えた。

往年のヒット曲に最新アルバムからの新曲を織り交ぜたライブの構成、曲ごとに変化する色とりどりで鮮やかな映像演出、初の映画シーンとのコラボレーションが美しい「名探偵コナン」コーナーなど、20周年の倉木麻衣にしかできない完成度の高いステージが畳み掛けるように展開。

倉木が今回どうしてもやりたかったという新たな楽器とのコラボレーションは、今までとはまた違った魅力を引き出す大きな要素のひとつとなっていた。女性SAXとの競演、ギター2名と共に奏でるデビュー当時曲のアコースティックVer.披露、そして東名阪ライブからはストリングスカルテットとのジョイントでしっとり初期の名曲「冷たい海」を聴かせ、さらにはデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」をはじめ、倉木の代表曲の数々を作曲している大野愛果が登場し、「Tonight, I feel close to you」を共に披露し、会場からの大声援を浴びた。

デビュー当時から変わらぬビジュアルで驚かせるオープニング演出から、20年で培ったライブパフォーマンスの深さが思う存分堪能できる、豪華絢爛な3時間以上に及ぶステージ。アンコールの「chance for you」、ZARDのカバー曲「負けないで」では観客を巻き込んでの大合唱が繰り広げられ、そのとてつもなく大きく深いステージと会場との一体感に、会場中が酔いしれた。

そして、最後のラインナップでは10月28日に誕生日を迎える倉木にサプライズで会場からのバースディソングのプレゼントが。「いやーびっくらきです。少し早いですが10月28日をもって倉木麻衣二十歳になります。」と言って会場の笑いを誘った。台風19号の影響で延期となった仙台公演を11月11日に残し、大熱狂の東京公演は大きな感動の中で幕を閉じた。

その倉木の20周年集大成となる、自身初となるシングルコレクションが12月25日にリリースされることが決定した。全米デビューで話題を呼んだ倉木ならではの、豪華エンジニア陣による全曲海外リマスタリングという試みは、注目されている。

今回の海外マスタリングについて倉木は、「20年の時を経て、よりリアルに鮮明にオリジナル音源の良さも活かしてもらいながら個性豊かなマスタリングエンジニアとのコラボレーションで2019年らしいサウンドに仕上がりました!!! 時代の流れとともに同じ音源でもサウンドが成長して今回皆さんにお届けできることをとても楽しみにしています。」とコメントしている。世代ごとに収録される4枚のディスクそれぞれ、別々の凄腕エンジニアが手掛けているという贅沢な音作りへのこだわり。この試みは、今までになく大きな聴きどころのひとつといえるだろう。

更には、初回盤のひとつ「Rainbow Edition」にはデビューからの全MVが収録されることも決定した。倉木のMVは「渡月橋 〜君 想ふ〜」のYouTube再生数が1,000万回視聴を超えるなど、作品が出るたびに大きな話題を呼んでいる。

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