BTS ワールドツアーファイナル大盛況、13万人の観客と華麗なるフィナーレ
BTSがソウルファイナルコンサートを最後に14か月にわたるワールドツアーの幕を閉じた。
BTSは10月26日、27日、29日の3日間ソウル蚕室オリンピック主競技場で「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF [THE FINAL]」を開催し、およそ13万人のファンと一緒にワールドツアーの華麗なるフィナーレを飾った。今回のコンサートでBTSは昨年8月からスタートした「LOVE YOURSELF」ツアーとその延長線であった「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」 ツアーの長い旅を締めくくった。
ライブ会場には当日早朝から集まった多くのファンの熱気で満ちていた。ファンは会場周辺に用意されたフォトスポットで写真を撮ったり、公式グッズを購入し、各種体験イベントに参加しながらライブ開始を待っていた。
BTSは集まったファンの熱気をお祭りの場に作り上げた。ライブのスタートを知らせる華麗なる花火と共に古代ギリシャ神話を再現したステージで’Dionysus’からスタートを切った。BTSの強烈なダンスに、ファンは大きな歓声と合唱で歓呼した。続いて「Not Today」「Best Df Me」「Boy With Luv」「FAKE LOVE」「MIC Drop」リミックスなどヒット曲を熱唱し、7人のメンバーのソロとユニットステージは一味違う魅力を披露し、もっと大きな歓声が巻き起こった。客席をいっぱいに埋めたファンはBTSの公式ペンライトの「ARMY BOMB」を一斉に振りながら準備してきた応援方法でBTSのステージを一緒に盛り上げ、巨大ウェーブをするなど約3時間のライブを思いっきり楽しんだ。
特に今回のソウル・ファイナルコンサートでは、ライブ最後の曲「Mikrokosmos」を背景に国内単独ライブでは初めて「Intel Drone Light Show」が繰り広げられた。紫色のおよそ300台のIntel Shooting Star Droneが大宇宙から始まり、太陽系を構成している惑星を過ぎ、BTSとARMYが一緒にいる小宇宙のライブ会場の上空に到着する姿を具現した。最後にBTSとARMYのシンボルに変わり、会場の夜空を華麗に飾った。今回のDrone Showは昨年開催された2018平昌オリンピックの開会式ハイライトを飾ったIntel社とのコラボだ。
何よりBTSは今までもこれからもない記録を達成しながらK-POPの新しい歴史を刻んだ。昨年8月から始めた「LOVE YOURSELF」ツアーとその延長線にあった「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」ツアーを通じて韓国、アメリカ、カナダ、イギリス、オランダ、ドイツ、フランス、日本、台湾、シンガポール、香港、タイ、ブラジル、サウジアラビア等全世界23都市62公演で206万人を動員し、世界で最も影響力あるツアーアーティストとして認められた。北南米やヨーロッパ、アジアなどライブを行ったすべての地域でスタジアムツアーを開催した初めての韓国アーティストであると同時にサウジアラビアで海外アーティストとして初めて単独スタジアムライブを開催した。
BTSのスタジアムツアーの記録はアメリカのビルボードが発表したツアーチャート’月間ボックススコア(Boxscore)’とポールスターのツアーチャート」ライブ75(LIVE75)」で首位を獲得した。さらにBTSは11月に開催されるアメリカン・ミュージック・アワードで「ツアー・オブ・ザ・イヤー(Tour of the Year)」部門にもノミネートされた。
ソウルのファイナルコンサートで長いツアーを終えたBTSは「昨年ソウルから始まったツアーがソウルで終わった。昨年オリンピック主競技場でライブをしたのが昨日のことみたいだが、もう1年がたった。多くの都市でARMYに会って、ウェンブリーのように大きなステージでライブができたのは僕たちを待ってくれた、そして気づいてくれた皆さんがいたからだ。僕たちはARMYがいるときステージで一番輝いて、幸せだ。もっと素敵なステージを経験させてくれたARMYに本当に感謝している。いつでも、どこでも僕たちのライブを楽しんでくれて再び感謝の気持ちを伝えたい」と感想を述べた。
26日と27日のライブはオンラインとオフラインで同時に生中継された。26日のライブはNAVERのVLIVEを通じて、ライブストリーミングで有料配信され、27日のライブは韓国、アメリカ、日本、香港、台湾、シンガポール、タイ等7つの地域で劇場ライブビューイングとディレイビューイングが行われ、全世界のファンが一緒にライブを楽しんだ。
Photo by Big Hit Entertainment