『機動戦士ガンダム』放送開始40周年を迎えたファーストシリーズの音楽が当時の装いのままLPで復刻!

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『機動戦士ガンダム』LP復刻版

『機動戦士ガンダム』LP復刻版 (C)創通・サンライズ

11月3日(土)“レコードの日”に、「機動戦士ガンダム」オリジナル・サウンドトラックアルバムのLPが、当時の装いのまま、特典ポスターもそのままで6タイトルが緊急リリースされることが、本日発表された。

『機動戦士ガンダム』シリーズは、TVシリーズとしては当時、異例だったレコード化を念頭において録音・制作された劇伴(サウンドトラック)だった。そのサウンドを収めたジャケットに、キャラクターデザインを手がけた安彦良和のイラストが配されたアナログレコードは、これまでの概念を越えたムーブメントを生み出した。

復刻版LPの音源は、マスターテープから新たにアナログカッティングマスターを作成。そして、当時リリースされたアルバムの中から、オリジナル・サウンドトラック盤(TVシリーズから2タイトル、劇場3部作から4タイトル)をLPサイズジャケットに巻き帯も含め復刻した。

そして、新たな特典としてファーストリリース時に付属した特典ポスターを購入特典として限定復刻(KADOKAWAグループECサイトにての販売が対象)、往年のファンには懐かしく、若いファンにとっては貴重なアイテムとなっている。

それでは、以下タイトルごとに紹介していこう。

■機動戦士ガンダム

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

放送開始40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」の第一弾サウンドトラックアルバム。

渡辺岳夫と松山祐士のコンビで作られたBGMは、当初からLP商品化を見据えステレオ録音された。ジャケット仕様もカラー面を配したダブルジャケット仕様。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

■機動戦士ガンダム 戦場で

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

ファーストアルバムに収録できなかった挿入歌、音源に加え、ストーリー展開に合わせて追加録音されたBGMを加えたセカンドアルバム。キャラクターデザインの安彦良和書下ろしイラストを配したジャケットは、大きなムーブメントとなり爆発的なヒットを記録した。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

■機動戦士ガンダム MOBIL SUIT GUNDAMⅠ

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

劇場版第一作目のサウンドトラックアルバムは、2枚がリリースされ、そのうちの1枚。サイド7から大気圏突入までの宇宙でのシーンで使用された楽曲を収録。

渡辺、松山のコンビとして、「交響詩」に次ぐ、三度目のチャレンジとなった本作は、台本、ラッシュフィルムなどを活用して制作された。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

 
■機動戦士ガンダム MOBIL SUIT GUNDAMⅡ

(C)創通・サンライズ

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劇場版第一作目のサウンドトラックアルバムの2枚目となる今作は、映画後半の地球上でのシーンに使用された楽曲を中心に収録。

安彦良和が手掛けたイラストは、それぞれのアルバムにシャアとアムロが対照的に配置されたジャケットとなっている。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

■機動戦士ガンダム 哀 戦士

(C)創通・サンライズ

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劇場版二作目のBGMを収録した本作は、映画のクライマックスシーンに使用された主題歌「哀戦士」を1曲目に配した構成となっている。

切迫した制作スケジュール、音響監督の変更など、外的要素もあったが、スタッフの熱量が乗り移った渾身の出来上りとなったアルバム。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

■機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙(そら)

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

三部作最後となる今作は、ニュータイプとの出会いと覚醒、そして別れ、そして大団円へを体現できる構成となっている。

今作は、従来の事前に使用個所を想定した「溜め撮り」では無く、実写映画に使われる「劇伴奏」の手法を使った録音を行い、映像との一体感が溢れるサウンドとなっている。

(C)創通・サンライズ

(C)創通・サンライズ

以上6タイトル、今週末のリリースとなる。音質面でも再評価されているLPの復刻版で、ファーストシリーズを音楽から振り返ってみてほしい。

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