広告・取材掲載

野田洋次郎、映画『デイアンドナイト』主題歌にヒロイン・清原果耶が抜擢

アーティスト

来年1月26日公開の映画『デイアンドナイト』の主題歌「気まぐれ雲」を、ヒロイン・清原果耶が劇中の役柄である大野奈々名義で歌い、RADWIMPSのボーカルやギターを担当し、ソロプロジェクト「illion」としても活動する野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを担当することが決定した。また、90秒の本予告映像もあわせて解禁となった。

大野奈々としてボーカルを務める清原果耶は、初めて主題歌を担当し、レコーディング直後には「なんとか無事に終わって良かったです。」と安堵の表情を浮かべた。

野田洋次郎は、数々の楽曲提供やプロデュースを行ってきたが、女優とのコラボレーションは初めてとなり「ホッとしています。本当にやれてよかったです。良い歌が録れて満足です。」と満足げな表情で答えた。

山田孝之プロデューサーが、この映画を締めくくるにふさわしい主題歌の制作を野田にオファー。“映画の声”とも言うべき主題歌の歌い手をどうすべきか、山田と野田が話し合いを重ね「ボーカルは映画のヒロインはどうか」という野田の提案から、清原をボーカルに抜擢、今回のコラボレーションが実現した。

本作は数々の映画、ドラマに出演し、名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之が、一切出演せずに裏方へ徹した初の全面プロデュースに挑戦し、映画『キングダム』などへ出演する阿部進之介が長編映画初主演を務めた映画。

完全オリジナル作品である本作が問いかけるテーマは「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で強く生きることの厳しさをも描き出している。

監督を務めるのは、ドラマ「100万円の女たち」や映画『オー!ファーザー』『7s/セブンス』などを手掛け、新作映画『青の帰り道』の公開も控える、若手監督の最注目株とも呼び声の高い藤井道人。

山田、阿部と共に同世代のメンバーが熱い思いをぶつけ合いながら、2017年11月3日にクランクイン。秋田県の秋田市、鹿角市、三種町で同年11月末まで撮影が行われ、こころ揺さぶる人間ドラマが誕生した。

本作の主題歌制作のオファーを受けたことについて野田洋次郎は「この映画に参加している人たちが実直に、素直に、やりきっていることが作品から伝わってきたし、ストーリーも面白く、是が非でも参加したい、力になりたいと思いました。良い作品だからこそ、負けないくらい良い曲にしたいと思ったし、最後に流れる曲なので、映画を観た人が、何度も何度もこの映画を自分の中で反芻できる曲であってほしい、一生懸命生きている登場人物たちの姿が蘇ってきてほしいと思いました。」と語った。

初めて主題歌を歌うことになった清原果耶は「とても驚きました。私自身、音楽に支えられ、沢山の影響を受けて生きてきたので、そんな大切で揺るぎない存在に今回お仕事として関わるということに感じたことのない不安や少しの恐怖すら覚えました。ですが、私がこの作品を愛し温めてきたことに嘘は無いという想いを握りしめ、こんなに素敵な機会を与えてくださった山田さんや野田さんはじめスタッフの皆さんに感謝し、私が出せる全力を尽くしたい、と挑戦させて頂きました。」と話した。

歌詞やメロディーへの想いついて野田は「人生が思う通りにいっていない人たちの物語なので、“切実な願い”みたいなものを、ありのままに書きたいと思いましたし、ただ悲しいだけの曲ではない、強さが欲しいと思いました。」と明かし、そういった思いを込めた歌詞と、初めてデモ音源を聴いた時の清原は「とたんに撮影時の記憶がフラッシュバックし、目の前が涙で曇ったことを覚えています。野田さんが描いてくださった奈々の未来は、はるか遠くを見据えているように感じました。」と当時を振り返っている。

歌う時に大切にしたことについて清原は「言葉や音楽は聴いた人それぞれの捉え方があるので、なるべく素直に、真っ直ぐに。奈々の生き方を思い出しながら歌えればと思いました。」と言葉の重みを感じつつ、「歌詞を頂いてから毎日ノートに歌詞を書き出しました。大野奈々として歌う。それ以前に歌は自分の経験や個性が色付いてしまうものだと思うので、野田さんが紡いでくださったこの歌詞を自分の言葉として歌えるようにと考えて、そういったことも取り入れながら練習しました。」と歌詞を覚えるまでのエピソードを告白した。

そんな熱い想いで臨んだ清原に対してディレクションをした野田は、「なるべく何も言わない。事前に声を聞かせていただいて、すごく素敵な声だと感じていたので、足さず、引かずに。」と清原の声を絶賛した。

山田孝之プロデューサー コメント
・野田洋次郎に主題歌を依頼した想い
DAY AND NIGHTの物語は奈々で終わります。しかし奈々の人生はこれからも続きます。
これを表現するため、洋次郎に「奈々の気持ちになって歌詞を書いてほしい」と伝えました。彼はミュージシャンとしてはもちろん、芝居をする人間としても一流の表現者です。彼にお願いすれば奈々の気持ちと寄り添い、奈々の言葉として歌詞を書いてくれると思いました。

・大野奈々として、清原果耶をボーカルに抜擢したきっかけ
(主題歌の作詞・作曲を野田洋次郎さんに依頼した際に、)
洋次郎から「ヒロインの子に歌ってもらうのはどう?」と、素晴らしい提案をもらいました。これ以外に無いと思いました。
 

©2019「デイアンドナイト」製作委員会 

関連タグ