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プリンス、1995年以降の名作をCD&初のアナログ化 第1弾は2/8発売

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プリンスの1995年以降の作品が、特殊パープル盤のアナログ・レコードとして2月8日より発売される。2016年4月21日に惜しまれながらも57歳の若さで急逝、全世界のアーティストや音楽ファンに多大な影響を与え続けている孤高の天才、プリンス。彼が1995年から2010年までに発表した不朽の名作で、現在すべて廃盤となっている作品のフィジカル発売が決定した。

第1弾は2000年以降のプリンスの絶頂期にあたる「ミュージコロジー」(2004年)、「3121」(2006年)、「プラネット・アース〜地球の神秘〜」(2007年)の3作品で、CDは初回限定デジパック仕様。また初のアナログ・レコードの発売も予定されており、盤面は色鮮やかな特殊パープル盤で、完全生産限定盤として初登場する。

2004年に発売された「ミュージコロジー」は、彼のツアーのチケット購入者へ無料で配布するという当時としては画期的な方法で発表され、のちに1999年以来初となるメジャー・レーベルとの共同リリースで発売。また同年2月に開催された世界最高峰の音楽祭典「グラミー賞」でのビヨンセとの圧巻のデュエット・パフォーマンスは大きな話題となった。

その翌月には「ロックの殿堂」入りを果たし、授賞式ではプリンスを尊敬するするアリシア・キーズが「世界中にはたくさんのキングがいる。ただ、プリンスは世界にたったひとりしかいない」とスピーチするなど、その功績と才能に彼女のみならず世界中から賛辞が贈られた。アルバムを引っ提げたツアーでは約147万人を動員、翌年グラミー賞2部門を受賞するなど、世界中がプリンスのカムバックを祝した大作だ。

2006年に発売された「3121」は、サントラ盤を除く個人名義のオリジナル・アルバムとしては自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得。前作アルバムのツアーが大成功し、グラミー賞受賞後に発表した作品ということもあり、彼の自信と底知れぬエネルギーが節々に漲った渾身の一枚だ。

続く2007年に発売された「プラネット・アース〜地球の神秘〜」は2作の大ヒット後にも関わらず、なんとイギリスとアイルランドの新聞「Mail On Sunday」紙に付録として無料配布するという大胆な手法で作品を発表。さらにロンドンの02アリーナで史上空前の21日連続公演を行った際にもファンに無料配布し大きな話題に。2万人収容のアリーナのチケットは全日程完売となるなど、音楽的にも円熟していったプリンスが革新的方法で発表した意欲作だ。

今年11月よりプリンスの秘蔵映像含むミュージック・ビデオが毎週数本ずつYouTubeにて初解禁されているが、フィジカル発売第1弾として発表されたアルバム「ミュージコロジー」「3121」「プラネット・アース〜地球の神秘〜」収録楽曲から「Fury」「Guitar」「The One U Wanna C」等のミュージック・ビデオも公開されている。

本日発表となった第1弾のフィジカル発売決定を祝し、「ミュージック・ビデオ“爆音”上映会」の緊急開催が決定。Sony Music Shopにて3枚のアルバムのCDもしくはアナログ・レコードのどれか1枚を予約した人から抽選で参加できる特典キャンペーンとなっている。

プリンスはグラミー賞7度受賞、12作品のプラチナ・アルバム(100万枚以上のセールス)と30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバム累計1億2千枚以上のセールスを記録するスーパー・アーティストで、米ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のレガシー・レコーディングス(Legacy Recordings)とプリンス財団が今年6月に独占契約を結び、同年8月に1995年以降の入手困難なオリジナル・アルバム23タイトルほか、同時期の軌跡を辿った傑作集「アンソロジー:1995-2010」がデジタル配信解禁された。また11月からは秘蔵映像含むミュージック・ビデオの初YouTube公開という映像解禁があり、今回は8月の“デジタル解禁”、11月の“映像解禁”に続く“フィジカル解禁”の発表となる。

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